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「んんーっ……もっ……ああっ!」
「そう……いい顔になった」
目が生理的な涙で潤み、とろんとした目で稜のことを見つめる。口は閉じることなく開いたままで頬はピンク色に染まっている。
こんな顔を見せられて反応しない男はいないだろう。
「そのまま……たくさん鳴いて」
「……え……んっ、や……あんっ、あうーっ!」
腰を持ち上げられ、稜が膝立ちになって抽送を開始する。
上からぶつけるように何度も奥へ入り込んでくる。その衝撃は凄まじく、呼吸が苦しくなるほどの快感だったがそれ以上に気持ちいいという感情が上回った。
「はっ、あっ、んんっ……やあぅっ……はうっ!」
指や玩具とは比べものにならないくらい気持ちいい。
稜のことが好きだから、更に気持ちいいと思ってしまうのかもしれない。
セックスでこんなに満たされたのは初めてだ。
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