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バックは警察に行かなかった。男一筋三十年のタチとしてのプライドが他人に犯された事を知られたく無い…とバックに思わせたからだ。 後日、バックはバックしかいない室内でその口を開いた。 「ぬっぬっ抜けな〜いっっ」自慰行為をしていたバックはそう叫ぶと頭を抱えた。 何で抜けなくなったんだろ…。 刹那、バックの脳裏に数日前、美青年にされた事が浮かんだ。 「原因、絶対アレだな…」 バックはそう呟くと考え事をする素振りをし始めた。

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