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第13話
「~~~でさ」
「まじで?(笑)」
碧海と話をしながら次の授業がある講義室に移動していた時、俺の携帯が鳴った。
(誰からだろう。侑舞か?)
画面に表示されたのは侑舞ではなく、侑舞の担当医の先生からだった。
「碧海ごめん。ちょっと電話してくる。」
「ん。おけおけ。待ってるわ」
碧海に一言断ってからその場を離れ電話に出た。
「はい、もしもし。」
「あ、湊君?白鳥総合病院の和田ですけど、今大丈夫かな?」
「和田先生お久しぶりです!大丈夫ですよ。侑舞の事ですよね?」
「うん。侑舞くんなんだけどね、診察してみたら肺炎になってて念のために入院してもらうことになった。だから着替えとかを持ってきてほしいんだ!あと書類があってね、それにサインしてほしい。」
「え!?風邪じゃなくて肺炎なんですか?」
(どうやら思っていたより状態は良くなかったらしい。)
和田先生には1度家に戻ってから向かう旨を伝え通話を終えた。
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