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その熱にこの身を溶かす_総一02

「ん、しゅうじ」 「総一さん、ほんと、ここ弱ぇのな」  弱点みっけ、と、ちゅぱちゅぱと音をたてなが弄る。ワザとだろ、顔が笑ってる。 「秀次、他の子にも、そんな事をしてたのか」 「する訳ねぇだろ。わざと音をたててんのっ」  俺が恥ずかしがると思ってのことか? あぁ、もう、可愛い事を。 「へへ、腹筋もすげぇのな」  胸の次は腹筋。割れた溝の所を舐められる。 「くすぐったい」  笑い声をあげる俺を見て、秀次も楽しそうな顔をしている。 「えぇ、じゃぁ、総一さんの、立派なコレは?」  と根元の当たりにキスをする。 「秀次、そこは無理しなくていい」  口でしてくれるのは嬉しいが、平気なのか。  秀次を見れば、熱のこもった目で俺を見ていた。 「大丈夫。して、いいよな?」  まるで頭を撫でるように、俺のを撫でる。まるで可愛がっているかのようだ。 「たのむ」 「んっ」  舌の感触。本当に、俺のを舐めているのか。  すごい光景だ。たどたどしいけれど、それがまた俺を煽る。 「きもちい?」  気持ちいいが、きもちいになるのも可愛い。 「ん、良いぞ」  舌が先っぽから根元、裏筋と懸命に舐めていく。その姿と舌の感触に俺のモノが大きくなる。 「ふ、おっきくなった」  ニマっと笑うと大きく口を開き俺のを咥えた。 「はっ」  ちゅうちゅうと音を立てて吸われて、身体が昂っていく。  秀次の頭を押さえつけて、もっと奥の方まで突っ込みたい。手が疼く。  だが、ここまでしてくれた秀次に苦しい思いはさせられない。 「ん……、秀次、もういいよ」 「やっぱ、物足りねぇ?」  しゅんと落ち込む姿は叱られたワンコのように見える。 「違う。そろそろイきそうだから、太腿をかして」 「あ、あぁ。そういうことね」  秀次がうつ伏せに寝転がると四つん這いになり足を開いた。

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