胡蝶蘭はいつ咲くか 17話 公開

タイトルの通り17話を公開いたしましたが、やっぱり長い…!途中で2話に分けようかとも思ったのですが、私の気持ち的にどうしても今のところまで書きたかったので、我がままを貫き通してすいません。

読者様からすると1話が長いとやっぱり読みづらいんでしょうかね。長くても3000字くらいがいいのかな…

でも1冊の本を読むことを考えたら、1話が長かろうが短かろうが関係ないような気もするし…

とりあえずは自分の思うままに書いて行こうと思いますけども。

 

前回の16話で伊吹が暴挙に出たあたりから、急な方向転換があったような感じになってしまっておりますが、一応所定通りに彼は動いてくれています。

こういう創作を読む時、あるいは書く時に思う事があるのですが、リアリティとアンリアリティの境界線はどこなのかなという事。現実的な事を求められると、急な話の展開についていけないという事もあるのじゃないかと思うのですが、でもこういった創作物を読むのであれば、ある程度は非現実的な展開や設定が読みたいもの。あまりに現実的な話をされてもインパクトに欠けるし、かと言って奇行に走らせるわけにもいかないこのもどかしさ。

「フィクションだから書けるストーリーだよね!」と、そこを褒めてもらえるなら良いのだけど、「どうせ作り物だしね。」と読者様に妥協されてしまうのは辛いところ。

そこの境界線とバランスが難しいなぁといつも思ってしまいます。

ファンタジーの事を考えると、その世界観そのものが非現実的ではあるけれど、それでも面白いものは面白いと思いますよね。その世界観がしっかりと出来上がっていて、読者の皆様にしっかりと理解してもらえる描き方をしなければ、リアリティもアンリアリティも受け入れてはもらえないって事なのかな。

 

作品を作るって難しいですね。