イラクの砂
日々の業務お疲れ様です。
宣言して以降も長々と移行作業に手間取っておりましたが、この度漸く「third」を公開できる運びとなりました。
そして!早々の!ご反応を!本当に!有難う御座います!!!
本シリーズに携わるのもかれこれ10年くらいになります故、一つ一つご反応を頂戴する度に喜びを噛み締めております。
何だか大仰な文章で恐縮ですが、取り急ぎお礼の言葉とさせて下さい。
以下はまた独り言を失礼します。
軽いネタバレとも言えますが、「third」には中東情勢が骨子に絡んできます。
一体全体、何故その様なハイレベルかつ、ヘビーな問題を・・・と今更自分自身に嫌気が差し、壁に頭をぶつける日々です。
参考書籍やら、当時発行された瓦版やら現地レポートやら、読んでも読んでも追いつかない…!
2014年にあれがあれしてえーっと、その時にアメリカはこうして・・・と、もうその背景の把握だけで覚書が膨大な量になり、ふとそういう時我に返るのです。
いやいや別に私は歴史書を書きたい訳じゃないし、書けもしない…大体それならばフィクション混ぜる必要性が、いやそもそもBLジャンルにゴニョニョ…などと鬱陶しい逡巡にドボン。
「話に厚みを持たせる為、多少の事実を放り込む」目的から、
「事実の威力に飲み込まれ、結局自創作がそっちに引っ張られる」いつものパターンに陥る訳です。
一体自分が何を書きたいのか、何を伝えたいのか。
その目的がはっきりしているのなら、手段に引っ張られて行き先が歪むこともない筈なんですが…。
そんな訳で今日も必要以上に時間を掛け、作者は続きを練り練りしております。
未熟者故に右往左往しておりますが、どうぞ「仕方ねえなあ」と気長にお付き合い頂けますと幸甚です。