Just for now, just for you完結です
ネクタイ締めさせる姿ってエロいよね…って気持ちだけで書いたこの作品。
最後駅まで馬車乗せてってやれよと思わなくもありません。でもそうすると別れ際にいちゃつけないからな…というメタ的都合が。クリスマス感あんまりないですね…。
ブログにも書いたのですが、紳士ファッションは調べ出すとなかなか深くて面白い世界です。
↓以下、ネクタイの薀蓄についてブログ記事転載です。
今回メインで出てくるのはカレッジ・タイ。ジョーとヘンリーのカレッジはエマニュエルの設定なので、これ(1864年から大学関連のユニフォーム等作ってる会社のサイト。ブログにはリンクしましたが、こちらは18禁サイトなのでやめておきます。ご興味ある方はブログ http://blog.livedoor.jp/narakawaerica/ から行かれてください)です。実はまだこの時代クラバットなんじゃないかなーと思うんですが、現在こちらのサイトではエマニュエル・カレッジにはクラバットがなかったので、とりあえず普通のネクタイのページにリンクします。トリニティとかはクラバットあったんですが…。ちなみに1870年代にはアスコットタイも始まったようです。でも現代のような、細い方が紐っぽくて色っぽいなー
あと、柄が地味なのは、古い方のカレッジだからだと思います。(あとからできた方が複雑な柄にして前のタイとの違いをつけないといけないので)
さてこの、左肩から右下に向けて斜めの線が入ったネクタイを、レジメンタル・タイというそうです。(アメリカではストライプの向きが反対)流行したのは1920年ごろ、レジメンタルというのは「連隊」という意味で、軍の連隊とか大学のカレッジとか、それぞれ自分が所属する団体ごとに色が違って自分の所属を示すものだそう。
言われてみれば私のイギリスでの高校時代の制服も、女子ですが左肩から右下にかけてのストライプで、ベースの色はスクールカラーの緑、あとは寮(ハウス)ごとにストライプの色が違ってあれもレジメンタル・タイでした。
ただのストライプに見えますが、今国際ビジネスの世界では、所属がない日本人はレジメンタル・タイは避けるように言われているとか。ああ私が男だったらそこはあえてケンブリッジの自分のカレッジのタイをしれっとしていくんだけどなー(笑)
ちなみにカレッジ・スカーフは持ってますが、ごわごわしていて大きいので女性には使いにくいです。バーバリーの方が断然快適(笑)
今回はそんなレジメンタル・タイがメインのお話です。相変わらずシェイクスピアのソネットも出てきますので、お楽しみください。