【SJKK創作BL】『ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇』【付録】※本編ネタバレ注意
【ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇/付録】
こちらは、異世界&ケモ耳系亜人創作BL小説《ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇》の
読了御礼も兼ねたおまけ付録となります。
まだ当小説作品を読まれていない方にとってはネタバレとなりますので、ご覧になる際はご注意ください。
◆作品関連リンク
作品紹介→ 主要人物紹介(イラスト付)など
第1話 → プロローグ『 The Fool / U 』
作品ページ → 【ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇】
当記事には、
・『ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇』読了御礼イラスト
・『菖蒲のタロット解説&キービジュアル特別版』
・『各話タイトル&シリーズタイトルの意味』
が収録されています。
本編のシメとしてお楽しみ頂けましたら幸いです。
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▼『ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇』読了御礼イラスト▼
▼『菖蒲のタロット解説&キービジュアル特別版』▼
◎コチラは当作品『ロドンのキセキ❖翠玉のケエス-芽吹篇』連載時(※)に、ブログにて同時配信しておりました
「菖蒲のタロット解説」まとめ、オリジナルタロットイラスト、キービジュアル特別版を掲載しております。
※当作品は別サイトで2018年12月に連載を行っておりました。
◇「菖蒲のタロット解説」まとめ
コチラは、本作品の各話タイトルにあてたタロットがどのような意味合いを持っているのかを、登場人物である菖蒲が解説しているものです。
登場人物によるメタコンテンツがお嫌いでなければ是非お楽しみください。
◇「オリジナルタロットイラスト」
以下では、今回の連載に際し当方が制作したタロットイラストを大きいサイズでご覧いただけます。
また、補足として、こちらのタロットカードはロドンのキセキが舞台としている世界「Luna」に実際に存在し、また、登場人物である菖蒲が所有している物という設定がありますので、本来「人間」が描かれる部分が全て「亜人」になっていたりしています。
ですので、以下はそういった点も含めお楽しみ頂けましたら幸いです。
◇「キービジュアル特別版」
こちらは、キービジュアルとして制作したイラスト内のタロットカードを全て裏返した状態として編集した特別仕様のキービジュアルです。
各タロットカードの位置も、実は意味を込めて配置している為、もし宜しければその点も考察でお楽しみ頂けましたらと思います。
▼『各話タイトル&シリーズタイトルの意味』▼
◎コチラでは、
➤本編の各話タイトルの何を意味してタロットカードをあてたのか?
➤法雨と雷の篇タイトルとして「翠玉」を選んだ理由は?
の2点について、後書も兼ねて少し色々と書かせて頂いております。
もしご興味御座いましたら、こちらも付録としてお楽しみ下さい。
◇「各話タイトル」と「タロットが暗示したもの」
➤エピローグ『 The Fool / U 』
《愚者》の[正位置]の意味合いから、
法雨の「新しい変化」「展開」「積極的な姿勢」を意味してこのカードをあてています。
具体的には「母に憧れ、女性らしい振舞いをする男性」として自分を変化させた事、そして「運命の出会いを求めるようになった」という「新しい変化」。
そして、なりふり構わずにそこへ向かう「積極的な姿勢」や、その中での様々な「展開」を暗示しています。
➤第一話『 Wheel of Fortune / U 』
《運命の輪》の[正位置]の意味合いから、
「法雨と雷の出会い」=「運命の訪れ」「予想だにしない好転」「人生における大きな変化の訪れ」などに加え、「運命の出会い」そのものを暗示するものとしてこのカードをあてています。
➤第二話『 The Hanged Man / U 』
《吊るされた男》の[正位置]の意味合いから、
それぞれの登場人物が「これまで身を尽くした事によって実りを得た」という事や「苦難を乗り越えられる」事を意味してこのカードをあてています。
具体的には、法雨が京たちに身を尽くしてきたという点や、結果としてそれが京達を救う事になったという点。
そして、京たちオオカミ族の彼らが偏見に耐えながらも、自分の体質に抗い続けてきた事。
それらがその努力の果てで雷というきっかけを経て「苦難を乗り越えられる」という事を暗示しています。
➤第三話『 The High Priestess / U 』
《女教皇》の[正位置]の意味合いから
菖蒲そのものが長い間法雨の心を支えてきたという事。
そして、法雨に良い出会いがあったという「良い知らせ」があるという暗示、菖蒲の聡明さなども踏まえ、このカードをあてています。
➤第四話『 The Moon / R 』
《月》の[逆位置]の意味合いから、
「雷」という人物の謎が晴れるという事や、雷が決して法雨に対してマイナスの感情を抱いているわけではないという事実の発覚の暗示。
そして、法雨が積極的に雷に接するという事もあり、このカードをあてています。
➤第五話『 The Star / R 』
《星》の[逆位置]の意味合いから、
「雷の恋心」そのものが、法雨に迷惑をかけるものだろうという雷の考えや、自信不足な部分を暗示するものとしてこのカードをあてていますが、その中で「本当はそんな不安などなければ、光が見出せる状況である」という暗示も含んでいます。
➤第六話『 The Hermit / U 』
《隠者》の[正位置]の意味合いから、
雷の恋心が誰に向けられているかは不明ではありながらも、法雨が真実を究明しようとしている事や、その中で「法雨が雷の相談に乗れば、雷との恋が進展する」=「問題点における最善策が出る」という事を暗示しています。
また更に、この頃から法雨はずっと雷のことを気にするようになっている為、無意識の内に恋を成長させていたという点=「恋の始まり」も含めこのカードをあてています。
➤第七話『 Judgement / U 』
《審判》の[正位置]の意味合いから、
「雷と法雨の恋の大きな進展・好転・転機」が訪れるという事を暗示してこのカードをあてています。
➤第八話『 The Sun / U 』
《太陽》の[正位置]の意味合いから、
この日、雷が法雨に対する恋を打ち明けようとした事、そして法雨が一度遮られた問答を今一度すべくわざわざ雷を夕食に誘うなど、それぞれがとる行動を暗示し、このカードをあてています。
それらの各行動は「好転する可能性の暗示」「心が明るくなるような兆候の現れ」、そして「達成」「笑顔」を導く事になるという暗示も踏まえています。
➤第九話『 The Magician / U 』
《魔術師》の[正位置]の意味合いから、
「新しい環境」「新しい事の始まり」「今後の明るい未来や展開」を暗示してこのカードをあてています。
具体的には、法雨が雷の家に引っ越し新生活を始める、雷は法雨のいる生活が始まる、そしてそこから新たなる幸せの道が築かれたなどです。
➤第十話『 The Lovers / U 』
《恋人》の[正位置]の意味合いから、
「恋愛に関しての始まり」「決断」「決断を迫られるような出来事の暗示」「幸福の訪れ」を暗示するものとしてこのカードをあてています。
具体的には、「雷のプロポーズ」や「法雨がそれを受け取るかどうか」という事などです。
➤エピローグ『 The World / U 』
《世界》の[正位置]の意味合いから、
もちろん「結末」という意味もありましたが、「十分に満足した結果の獲得」「努力の実りや成果」「喜び・幸せ・関係の成就」更には「結婚」という意味合いを踏まえ、物語のしめくくりとしてこのカードを最後にあてました。
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◇法雨&雷の篇に「翠玉」を選んだ理由
『翠玉(エメラルド)』
➤法雨、雷のシリーズタイトルに「翠玉」を選んだのは、彼らの成就には「愛の力」が必要であったという点と、お互いが非常に愛情深い人柄であったというのが大きな理由です。
愛の力が強く働く翠玉(エメラルド)という宝石には、「愛」に関する石言葉が多く、幸運や幸福、夫婦愛や愛の成就も、翠玉が意味するものとしてよくあてられています。
ですので、翠玉は彼らのシリーズにあてるには最適な宝石でした。
またその他にも、古くから神秘的な力を宿すお守りとしても重宝されてきたという事から、様々な人々に対し福や救いを与えてきた法雨と雷を象徴するような意味合いでも、彼らの篇のシリーズタイトルとしてこの翠玉をあてました。
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以上、本作に関します付録でございました。
こちらまで御目を通して下すった方がいらっしゃいましたら、心より御礼申し上げます。
それではまた別の作品でもお楽しみ頂けましたら是幸。
この度は、当作品をご覧いただき誠に有難うございました。
皆様のご多幸も、心よりお祈り申し上げます。
SJ-KK Presents
偲 醇壱/化景 吉猫
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