七夕生まれの理由

「その恋の向こう側」更新しました。

 

第143話 僕らの事情(2)
https://fujossy.jp/books/1557/stories/37882

 


明日は七夕、ということは涼矢の誕生日です。

 

以前、「50の質問」でこんな回答をしました。

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(35)登場人物のキャラ設定はどこら辺まで綿密に立てますか(性格、家族構成など)

ものすごく大雑把。「暗い」「バカ」「ヤンキー」とかその程度
家族構成は書いてるうちに「こいつ末っ子っぽい」と思ったら兄姉を作る感じ
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これはホントにそうで。

 

映像的にはある程度固まってるんですが言葉にはなってないです。
かといって絵は描けないので、脳内にだけある映像です。

 

和樹と涼矢について、「卒業」の書き始めの段階で決めていたのは
2人とも「もうすぐ卒業する高校3年生」で、「水泳部」。

 

性格的なことは(初期設定)
和樹は「明るくてモテて友達も多いけど没個性的」。
涼矢は「何でもできて真面目だけど、無愛想で何を考えてるか分からない」。

 

その程度ざっくり決めただけでスタートしました。

 

……そもそも卒業して終わりにする予定の話でしたしねぇ(遠い目)。

 

当然のように誕生日まで考えてなくて。

 

そう、あれは「10days」で、お揃いのピアスをさせようと思いついた時ですかねぇ(遠い目パート2)。

 

何か形に残るものをあげたいと和樹が口にした時に
涼矢が誕生日でもないのに何故?という意味で
「夏生まれ」であることを明かすわけですが、
この瞬間まで、彼らの誕生日のことなんて
全然考えてませんでした。

 

物語が3月で、「時期が全然違う」を明らかにするために
「夏生まれ」と言わせて、そこで私も初めて
「そーか涼矢は夏生まれだったのか。夏だから名前だけでも
涼しげにしたかったのかもな、涼矢の親は。」
みたいなことを思ったのを覚えています。

 

そして遠距離恋愛に突入する2人なので七夕ぴったりやんか、と。
そのような経緯で決めました。

 

和樹の誕生日をバレンタインデーに決めたのはその後で、

 

・涼矢より遅く生まれててほしい(後々、養子縁組で和樹は親になれないと分かってショックを受けるネタを出したかった)。
   ↓
・涼矢が七夕なので、和樹も「何かの日」がいい。
   ↓
・クリスマスとかバレンタインデーとか「男の誕生日としてはなんとなく微妙な日」がいい。
   ↓
・早生まれだと成人式で和樹だけお酒飲めないネタとかに使えそう。

 

以上の理由によるものです。

 

あれっ、誕生日の決め方だけで言うと、和樹めっちゃかわいそうだった(笑)

 

 

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