フィクション知恵袋
「キマイラの告解」第3話を公開しました。
https://fujossy.jp/books/10477/stories/208326
薄暗い３話目です。明るくなることは基本的にないんですけども。
一応結末まで書き終えていて、順次公開していくつもりなのですが、どうにも「書き終えたー！」という実感がわきません。獣人・オメバ・SF……どれを取っても書き慣れていないせいでしょうか。
昨日、早速エンディングを書き換えました。元々の終わり方が絶望的に救われなかったので。エンディングを変えるというと、そこに至る伏線も変える必要があるため、なかなかに難儀しました(笑)
個人的にはバッドエンディングもメリーバッドも全然OKなタイプです。後味悪ーい終わり方をして、ずどーんと落ち込む作品も結構好きです。映画で言うと「セブン」とか「ミスト」とか。それが許されるのがフィクションだからねえ……と思うのです。
でも、リアルな世界にも苦難も悲劇もあるわけで、だからこそ「せめてフィクションの世界ぐらいはハッピーにしてくれよ！」と切に願う気持ちも分かります。
まあ、こんな思いを抱えつつ書きましたが（てか、まだ手を加え続けているんですが）、「キマイラの告解」がどういう結末を迎えるのか、楽しみにしてくださいませ。
本日のショートコント
涼矢「創作の世界ぐらい溺愛甘甘でええやんけーーーーーー!! 現実はトゥーマッチつらたんなんだらぁぁぁあああっ!!」
和樹「涼矢くん心の叫びがダダ漏れてますよ」
涼矢「ｾﾞｪｾﾞｪﾊｧﾊｧ いや、つい心の闇が」
和樹「あと、俺らは創作の世界にいる側の人間だよドコ視点なのよ」
涼矢「読者がリアルで俺らがフィクションだとどうやって証明する？ 俺らは自分たちが２次元のテキストデータに過ぎないことを自力で立証できないけど、３次元の読者は自分たちが俺らより上の次元にいるとどうやって証明してくれるんだ？ 自らを自ら定義することは果たして可能なのか？ 我思う故に我ありな演繹法なんてとっくに無効化されてるぞ？」
和樹「久々ｷﾀｺﾚ めんどくさいやつ」
涼矢「ほらー そうやってほらー 和樹すぐ俺のことウザがるしー これが俺のリアルなんだよ、だからトゥーマッチつらたんだって言ってるんだよーーー！！ もっとｲﾁｬｲﾁﾔさせろよーーー！！！」
和樹 （Ya☆oo!知恵袋にアクセスして何やら入力）
Ya☆oo!知恵袋 投稿者：悩めるカズキン
「フィクションの世界の住人が現実逃避するにはどうしたらいいですか」
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「SSクイズ桜」（ひまわりさんのブック）
私の作品は９番でした。
https://fujossy.jp/books/10162
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属性固定コンテスト エントリー作品「春、飛行機雲。」
https://fujossy.jp/books/9215/
子育て・子持ちコンテスト優秀賞「BABY,DON'T CRY.」
https://fujossy.jp/books/6493
時代物コンテスト最優秀新人賞「bone」
https://fujossy.jp/books/5402
学園物コンテスト優秀賞「Blue Lotus」
https://fujossy.jp/books/4506
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