新作考案中と思案。
▽非常に深夜テンション
おこんばんは!もう春だというのに夜は冷えますが、皆様体調など崩されておりませんでしょうか。日頃無理はせず、どうか暖かくしてご覧くださいね。
タイトルと無関係な切り出しですが、ちょうど寒さに震えているのでふと心配になった次第です。脱線ではなく進路ミス。
さてさて、今回は新作を考案中というお話ですぞ。
進行中の作品のお話でなく申し訳ない。
そして放置中の後輩暴君を差し置いての新作作成は本当に申し訳ない。
新しいお話は、〝トラウマ持ちの狼獣人奴隷が同じ檻にやってきた新人鳥獣人奴隷と出会い、虐げられる日々から優しい世界を目指す〟という話。
ちょっと便利程度のほんのりですが魔法もあり、獣人の立場が動物と同じくらいで、差別され酷使される世界観です。
人間嫌いでひどく憎んでいる、強情で心まで人間には屈しないという自分の矜持を持つ狼。
何故か人間を許す、翼をもがれた肺の弱い無口で忍耐強い温和な鳥。
基本シリアスでハッピーエンド予定の中編ぐらいの物語、のつもり。
なんですが、ちょっと私の今の作品達と毛色が違いすぎるので、気分を害されないかと思案中なのです。
奴隷なので主人公達がとても虐げられますし、モブ×主人公の描写もあります。恋に落ちるのも割と長いと言うか、恋より仲間意識が強い。余裕がないメンタルなので。
でも、最後にはハッピーエンドですとも!ハッピーエンドですが!とことん理不尽に酷い目にあわせる話でして…。
それがちょっと読んでて辛くなるのでは、と悩ましいところです。
自分の好きな設定を誰かに読んでほしいから小説を書くタイプなのですが、もう辛い!読みたくねぇ!ってなるかもしれないもの。それは申し訳ない。
できるかぎり、日々の疲れた一日終わりに見ると、ちょっと笑えてなんだか馬鹿馬鹿しい、でも懸命に愛してるな〜って若干良い気分で眠ってもらえるような、小説をお届けしたいものですが、性癖という不治の病が。
何もかもを奪われた二人が、それだけ酷い目にあって、辛くてどうしようもなくなって、それでも藻掻いて欲しがるものはなんなのか。
もう辛いと投げ捨てそうになり、死んだほうがましなのかと悩むこともあり、なんのために頑張っているのかと苦しむこともあるだろう。
その最終地点がかけたらいいなと思っています。
いや、今はあまり答えを考えてないんですが、それは書いている間にキャラクターが教えてくれるのだ。
ふっ、て湧いてくる。
「あぁ、そうなの。お前はそのために生きるのか。」ってときがあるんです(力説)
この、二面の間で揺れる作者心。
数ページしか書いてないですが、書きだめられればいつか公開できればいいなあ。
私の小説は〝ささくれと口内炎を治す傷薬〟みたいなものでありたいです。
ではまたいつか、ひと月後とか忘れた頃に公開したときは、心にささくれがないときにご覧いただければと思います。
逆に心がささくれたら、いつでもご相談ください。
気の利いたことが言えない質なのでひたすらアホみたいに慰めます。
それではおやすみなさい。
そういえば最近気が付きました。黒髪短髪信者ですが、どちらかを選ぶなら短髪重きということに…