3年前に書いた詩

iphoneのメモを見ていたら3年前に書いた詩が出てきました。「兎を見て〜」のネタを思いついたのは今年の2月なんですが、内容的に冬吾とかキキに向けた感じの詩だったので、載せておきます。愛せとか依存するなとか、言ってる私もできてないけどね…。

〜〜〜 

「子どもたち」

 

あなたを最初に抱き上げるべき腕が

あなたを打ち殴ったとしても

あなたを教え導くはずの声が

あなたに愛撫を求め犯したとしても

あなたを仲間に迎え入れるはずの心が

あなたを陥れることを考えるだけに使われたとしても

 
子どもたち 


信じ

考え

望み

愛せ

依存せず

自分から


難しいことを求めているのはわかっているが

あなたたちが望んでいるものはその先にしかない


子どもたち

上っ面の優しい言葉に流されるな

 
信じ

考え

望み

愛せ

 

〜〜〜

「大人の目からみれば」

 

大人の目からみれば

適当でもいいから

ただ学校に行くことなど

した方が良いに決まっていて

アルバイトは

何か月かは続けてみなければわからない 


大人の目からみれば

10代は大切な時期で

昼寝やインターネットやゲームや

コンビニの前で仲間と会うことや

深夜に警察をからかうために使っている場合ではない

 
大人の目からみれば

親や先生が口うるさいのは

その人たち自身のためでもあるけど

間違いなく未来の君のためにもなっている

 
大人の目からみれば

自分のためになるのに

将来の不安も覚えずただ反抗する

君の意図がわからない

 
君の目からみれば

大人は仕事にも配偶者にも愚痴ばかりで

将来は毎日辛いことの連続で

残るのは絶望ばかり


君の目からみれば

今頑張る意味など

きっとどこにもありはしない