伏見さん×千尋のエロSS その2
千尋の手を濡れた股間に触れさせて、オナニーするように優しく促す。
「や、嫌だっ!」
手を離そうとするのを許さず、千尋の手の上から包み込むように握って、ゆっくり扱いた。
「私の事は気にしないで」
「は、離し……ぃや、あっ……ぁ」
抵抗する声が弱々しくなる。
若いってのもあるが、千尋は感度がいい。快楽に弱い体だ。千尋は目を閉じて小さく震えている。
震える長い睫毛、赤く色付く唇を噛み締めて、下肢から湧き上がる快感に耐えようとしている。
羞恥に泣かせてやりたくなった。
「千尋様。気持ちいいんですね。ほら、私の手も貴方の手もぐっしょり濡れて……」
俺の言葉に千尋はハッと目を開いて、扱いていた手の動きを止めた。
「離せっ!」
もがこうとする体を片腕で抱き、抑え込んだ。抱き心地のいい体だ。
「何故止めるんです? 気持ちいいんでしょう。あとからあとから溢れてくる。ほら」
「いや、いやだってば やめろっ! あ!」
千尋の耳元に唇を寄せて卑猥な言葉で羞恥を煽る。
「本当に、濡れすぎです。貴方のおちんちんは、女の子のオマンコみたいに濡れていますよ」
「なっ!?」
「千尋様。オナニーする時は何を想像されるんですか? 女の子のオマンコの事? それとも……こうして、男の手で気持ちよくしてもらう事ですか?」
卑猥な言葉で責めながら、千尋のペニスをキュッと握った。
「あぁああッ!」
千尋は大きく仰け反り、震える手で俺の胸を押して逃げを打つ。俺は追うように千尋の耳朶を食んだ。
「ひぃ、いやっ……も、変なこと言うなぁ!」
「だって、びちょびちょじゃないですか。千尋様のおちんちん、こんな音がしてるでしょう?」
千尋の耳の穴に舌を突っ込んで、ぐじゅぐじゅと唾液の音を響かせるように舐めた。
「あ、あぁあ! 耳っ……ダメ! やめてぇ……あ! あ!」
「ダメって言いながら、また濡れてきた。エッチなんですね。それとも溜まってるんですか?我慢は体に悪いですよ。ほら、精液出しましょうね」
耳に直接卑猥な言葉を注ぐ。
そして、わざと音を立てて舐めしゃぶってやった。千尋は息も絶え絶えといった風情で小刻みに震えながら、ぐったりと俺に身を任せている。
「あ、あ、いや、もぅ嫌ぁ……やめて、お願い……あ、は」
耳舐めと手淫だけで、こんなになっちまうんじゃ、尻にチンコ突っ込んだらどうなるんだ。
「千尋様。イキたいですか?」
千尋はきつく目を閉じて、小さく頷いた。
「ちゃんと言って下さい。言って下さらなければ、このままですよ?」
「……い……イキたい」
千尋は羞恥に震えながら、華奢な手で俺のシャツをぎゅっと掴んで、顔を埋めるようにして小声でねだった。
くっそ可愛い。ヤバイな。最後までセックスしたくなってきた。
「千尋様。ちゃんと目を開けて。私の顔を見て言って下さい」
腕の中の千尋がビクッと怯えた。
「……ぅ」
「私を見て」
千尋は恐る恐る目を開いた。
潤んだ黒い瞳が魅力的だった。虐めたくて堪らなくなる。
「おちんちん扱いてイカせてって、ちゃんと言って下さい」
俺の言葉に千尋は紅潮した顔をますます赤くして、目尻からコロリと涙を零した。
「も、もう……いじわるしないでよ」
千尋の上目遣いに俺はクラッときた。なんだこのエロ可愛い生き物は!
だがここで許しちゃ、もったいない気がする。
「意地悪なんかじゃないですよ。貴方は俺に命じるだけです。『伏見の手でイカせろ』と、命令してごらんなさい」
「そんなぁ……あ……」
イキたくてたまらないんだろう。若い体は現界だった。千尋は唇を舐めて、卑猥なおねだりを口にした。
「ふ、伏見さんの手で……いかせて……あ!」
千尋の言葉に、俺はペニスを握った手を上下に動かした。
「ああ、はぁあ……やぁ……あ!あ!」
「千尋様。私の手は気持ちいいですか?」
「あ、伏見さんの手、きもちぃいよぉ……あっあっ!」
閉じることの叶わなくなった唇が誘うように戦慄いている。
「……千尋様。今キスしたら、もっと気持ちよくなりますよ」
「あ、あ……なに……んあ、あ」
唇を僅かに触れさせて、擦り合わせて甘く囁く。
「お口の中も気持ちよくしてあげます。キスしてって言って下さい」
「ぃや、だめ……だめ……あ、あ」
「本当に駄目?」
千尋の細い顎先をねっとりと舐めて、下唇に柔らかく噛みついた。
「ぁああ、ううっ……いや、いやぁ……」
イッてしまわないようにゆっくりと扱きながら、白い喉から顎先、頬や瞼を舐め回した。
「……言って、千尋様」
「あ、あ……キスして……んんっ!」
待ってましたと、俺は千尋の唇に貪りついた。
もうちょい続きます。