私のアレがこんなことになっちゃってまして。

「その恋の向こう側」なかなか更新できずにすみません。

 

更新できない理由は3つありまして。

 

理由1
エアコンの調子が悪く、冷房が効いている部屋がひとつしかないため、したくもない家族団欒をすることになっています。創作したい時間帯も夏休みの娘がずっと同じ部屋におり、どうにも集中できません。

 

理由2
過去の全データが入っているUSBメモリが故障しました。
現在連載中の「その恋」は、たまたまPCのほうで作業していたため、続きを書くことは可能なのですが、いくつかのファイルに分割しているため、「卒業」「10days」「その恋」の前半についてはその他の作品同様アクセスできなくなりました。本日、復旧サービス業者に持ち込んだところ、なんとかサルベージはできそうですが、とんでもない金額にびっくりしているところです。現在メンタルは打ちひしがれ、それを立て直すには財布の消耗が激しいという状況のため、落ち着くまでしばらくお時間をいただければと思います。


そもそもプロ作家でもなく、何も稼ぎ出さない文字データを多額のお金をかけて救済すべきなのか?というためらいもあります。
「なくなった」と言っても、こちらで公表している作品についてはサイトから復元することはできますし、私が書いたものは私にとっては、言わば「過去」ですから、今を生きる俺的にはなくなったところでなんとでもなりますし。

しかしながら、問題は皆さまからいただいたコメントやイラスト等のデータも消失してしまうことです。こればかりはお金に換えられるものではなく、いろいろ考えた結果、娘の受験費用に手を付けてでも復元を依頼することにしました。いや、そこは手をつけちゃだめ。エアコンの新調は諦める、ということにしておきましょう。

 


理由3
明日から旅行に行くのです。その前に多少書き溜めておいて、予約更新するつもりだったのですが、上記理由1と2によりできませんでした。ご理解いただければ幸いです。

 


ところで、私はこのブログに自分なりの制約をつけておりまして、その中には「作品についての弁解をしない」ってのがあります。私のデータが飛ぼうが旅行に行こうが作品の質にも読者にも関係のないことなので、マイルールに照らせば、今日の内容は本来ここで言うべきことではないのです。

それでも書いたのは、最近更新頻度が落ちている上に、更に休載期間が長引くことに対して何かしらのアナウンスをしたほうが良いだろうと判断したためです。特にTwitterを利用していない読者様に対して。理由も分からず待つ、というのは意外と心身を消耗するものだと思うので、たとえ一人でも二人でもそういう方がいらっしゃるのなら、お伝えしておこうと思った次第です。

私本人は至って健康に日々を過ごしております。書く気力もございます。どうぞ長い目でお待ちくださいませ。

 

なお、Twitterをご活用なさっている方は既にご存知かもしれませんが、遂にというかなんというか、和樹と涼矢のシリーズに表紙絵をつけていただく運びとなっております。絵師様は

halさん(https://fujossy.jp/users/haldraw/)

です。公開は先の話で、これからまだ調整は続くのですが、お楽しみに。私も楽しみです。

更新できないお詫びにチラ見せ。(人の褌で相撲を取ってみる)

 

 

 

それにしてもお陰様で、紅さん、蒼衣梅さん、fum☆さん、長月kugatuさん……と、豪華絵師様による素敵な表紙が増えました。中身もちゃんと相応しいクオリティにしなければいけませんね。

 

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というわけで、絵師様表紙絵特集もしておきます。良かったらご覧くださいませ。

 

◆表紙絵:長月kugatuさん(https://fujossy.jp/users/kugatu0910/)
「つゆのくるぶし」
https://fujossy.jp/books/12742
なにげない日常の一コマなのにドラマ性を感じられるシーンを描いていただきました。雨の表現や足元の黒猫など、細やかな描写にうっとりします。でも、こんなに繊細なのに、めちゃくちゃ仕事早いんですよ……。天才。

 

◆表紙絵:長月kugatuさん(https://fujossy.jp/users/kugatu0910/)
「キャンバスに雨音」
https://fujossy.jp/books/13157
前作の続編ということで、これも長月さんにお願いしました。長月さんの和風イラストがとても素敵なので是非描いてほしくて、「着物姿で三味線弾いてるところ」と難題をお願いしたら、こんなに華麗な作品に仕上がりました。

 

◆表紙絵:fum☆さん(https://fujossy.jp/users/cffe340d7f2473/)
「キマイラの告解」
https://fujossy.jp/books/10477
これは本当に難しかったと思います。私もオーダーする時にどう頼めばいいのか迷いながらでした。この手の「エゴイスティックな色気」を出せる絵師様は貴重だと思います。小説は正直万人受けするものではないのですが、コアなニーズはあるようで、褒めてくださる方は表紙絵含めてものすごく褒めてくれるので嬉しいです(笑)

 

◆表紙絵:蒼衣梅さん(https://fujossy.jp/users/aoiumetinn/)
「bone」
https://fujossy.jp/books/5402
梅さんに表紙描いてもらうなんて、どんだけ前世で徳を積んだんだよって話ですよ。そこはかとなく青白い光は月光をイメージ、ロゴはタイトルの「骨」をイメージ。そうやって細部までこだわっていただいて、爽やかさで切ないこのイラストになりました。

 

◆表紙絵:紅さん(https://fujossy.jp/users/eefd261dc8bb99/)
「クリスマス・イルミネーション」
https://fujossy.jp/books/189
表紙イラストを絵師様に依頼するということが初めてで、指示の出し方も下手だったと思うのですが、たくさんの表紙を手掛けた紅さんにいろいろ助けていただきました。作品に表紙絵がつくということがこんなに嬉しいものなんだと実感させてくださった、記念すべき第一号です。

 


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