プロット晒す 9作目【チョコミントリバーブ】
※アルファポリスからの転載
あとがきを書くか否か悩んだのですが、コンセプトに「説明無し」というのがあったので、あとがきを書くと説明を書いてしまうだろうな、と思って書きませんでした。説明しなければ!にこだわりすぎると世界観を保とうとして、今度は書き切らずに終わったり、元々わたくしの創作はストーリーの破綻があるかも分からないけれどさらに破綻するなり、継続できなくなったりするので、あまり難しく考えずそのまま受け取ってくれや…と。
ところで主人公が陰茎を持ちながらも女性なので、果たしてBLなのか?と。「男性器を持って生まれたなら彼女は男なのでは?」だと現代の価値観にフィットしない感もあり、かといって精神性を問うて「彼女の性自認は?」となってもわたくしは設定として女性にしたにも関わらず、性別がありながら性別があまり問われなかったりなど。孕ませられる女と、孕める男もいる、という世界観。作中に「父」「母」「娘」「弟」「彼女」「彼」という性別を表している単語を平然と彼等は使っているという点で、おそらく「孕めるのは女、孕ませるのは男」という文化?歴史?風土?はあったんでしょうな。
登場人物の名前は百人一首から。サブタイトルも。
タイトルは「猟奇的チョコミント」という完結していない不本意に女装させられる男子×いじめっ子美少女のパパのBLがあったのですが、そのまま「猟奇的チョコミント」にしようかなというところで、「~的〇〇」ってタイトル多くてやめました。
2019.8.13