一人称

小説を書きはじめる前に詳細なプロットを立てる人は少なくないかと思います。

わたくしはまったく立てません。プロットだけで満足してしまい、書かなくなるおそれがあるから。

制限・制約があると思うように書けず、勢いを失うのも“立てない”要因ではある。

登場人物の設定も細かく作らず、書きながら考えることが多いです。

我ながら不精だ。

それでもこだわりは一応あります。登場人物の一人称にはかなりこだわってます。

バカバカしい、細かいことなんですけど、譲れない。

拙作は19世紀の英国が舞台なので、作中で喋っているのは英語ということになっている。

英語なら一人称は“I”だけなのですが、日本語は実に多様で、何を使うか使わせるかである程度の性格が見えることすらあります。

アルフレッドは温和で優しいイメージを全面に出したくて“僕”にしましたが、“私”や“俺”が出ることもあります。

自画自賛ですが、ここは良く出来ましたと自分を褒めたいです(笑)。

ジュリアンは硬い印象の“私”を採用。チャーリーは“儂”以外に考えられませんでした。

小さな、実に小さなこだわりです。

多くの創作者さんが小さなこだわりを持っているのではないかと思います。

 

 

拙作に初めてレビューが付きました。

書いてくださったMieさま、素敵なレビューをありがとうございます。

心から感謝いたします。

嬉しくて回ってます\(´ω` )/››‹‹\(  ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/››