あさぼらけ、コピーライター退きました。


こんばんは、はじめまして「あさぼらけ」です。
(果たして何と呼ばれるんだろう、この名前……。「ぼらけさん」と呼ばれたら、「はい!ぼらけです!」と元気にお返事かえします。)

 

2011年に開設したサイトが、サーバー元のサービス終了により──、という結末を迎えて早1ヶ月が経とうとしています。
当時は年齢制限ギリギリだった私も、いよいよ曲がり角です。困りました。

 

さて、長らくの間、執筆活動をお休みしていたのですが、前述の理由により創作物を整理していたら、むくむくと執筆欲が湧いてきた次第でして。
(お休みの理由は、主に仕事で執筆をメインに活動していた為、趣味として小説を書く余裕がありませんでした。あさぼらけ、コピーライター退きました。)
ところが、スランプ明け、という事で過去のメイン小説にはまだ手が伸ばせない今日。
準備体操がてら『セオさんとぜんじろー。』や『嘔吐』という何ともふざけた名前で掲載していた単発短編を、『エンニジア』と名前を変えて短編シリーズとして連載しています。

 

アトリエブログなんてあるんだ、へえ…、なんて思って筆を取るついでに、そんな『エンニジア』について少しだけ。

 

正直に申し上げますと、私自身がすでにゲシュタルト崩壊に近く、「エンニジア?エンジニア?」と表題を見る度に思います。
なんて名前をつけたんだ、と思う反面、とても気に入っているタイトルです。
メインとなる登場人物は「瀬尾 智久」と「松田 禅次朗」の2人。
“優しいふわふわ猫っ毛の癒し系で敬語の成人男性”の筈が、“ヘタレだけど割とSっ気の強い性悪敬語攻め(禅次朗から見たら優しくてかっちょいい憧れメン)”となってしまい、
“上下関係は気にするけど上手に敬語が喋れない派手好きアパレル店員”の筈が、“割とテキトー主義な男気だけはあるダメンズと見せかけて実はなんか色々考えちゃう系ダメンズ”となってしまいました。
想定外です。

 

作中、「ふいんき」など口語を優先した表現がありますが、敢えて、という所でご理解頂けたら、と思っております。
(多分ぜんじろーくんは、「雰囲気」とは発音できないので……。)
「瀬尾(せのお)さん」を「セオさん」と呼ぶような、頭の緩いばかが好きです。「禅次朗」を「ぜんじろう」ではなく「ぜんじろお」と発音し、ひいては「ぜんじろーくん」と呼んでしまう、ゆる~い口調が好きです。

 

そんな私自身の萌えの掃き溜め『エンニジア』ですが、元々数時間で書き上げたのが初代『嘔吐』。
(2007年頃初稿。前々代のサイトにて初掲載。実は『嘔吐-Another-』までに10年以上のブランクがあるんです。)

 

数時間で書き上げる方針を変える事なく、添削・修正の回数を重ねながらも、深夜に深夜の勢いで書き殴る感じをそのまま続けていたり。
(構想は日中、執筆時間は23時~翌4時頃までの1~3時間程度。更新は書き上がり次第の深夜~明け方頃です。)
一話毎に“想定外”の暴走のようなものを感じてしまうのですが、粗削り感をそのまま活かした作品になればなと思っています。
故に、やまはなくおちもなく、いみもない。そんな萌えの自己生産及び自己消費の産物と化してしまっていますが……──。

 

今暫くは、“完成品を額縁に飾る”、そんな心意気でアップしていく予定です。
(受け売りですが、私もそういうタイプだなあ、と感じました)

 

とはいえ、こちらも受け売りですが“自分で描いて感動しないのに読者が感動する訳がない”という言葉にも感化され、「ここでこういう事を言われたらグッとくる」「つまり萌える」的な要素も組み込んでいこうと思っています。
(「どうしたらいいんすか、これ」「一緒に居ればいいと思います」、「──……これ以上、興奮させないで」、「、ぎゅう、っして」etc...)

 

お時間に余裕がある方、このブログを通して作品に興味がわいた方に読んで頂けたら幸いです。
そして少しでも性癖に刺されば嬉しい限りです。
どうぞ、これからよろしくお願いいたします。

 

『エンニジア』
https://fujossy.jp/books/19593