殺戮のオメガと異形のアルファ いろんなアルファのお話
いろんなアルファを書いてます。
作中ちょろっと回想にだけ出てきた、「天使のオメガ」とその番。
イケメンアルファです。
番のまだいないセンターのオメガ達はみんな彼の番になりたがっていたくらい。
虫のアルファ(ムカデみたいにたくさん脚がある)からしてみれば、むかつく存在だったと思います。
アルファは自分の姿を誇りますが、ほとんど人の形をとどめてない彼は正直オメガからはモテなかったですからね。
それはそれで気に入らなかったでしょうし、ベータ達からも愛され支持されたこのアルファの在り方を、「アルファらしくない」と虫のアルファは思っていたと思います。
番のオメガをアルファらしく大切にし、天使のアルファは3人子供を産ませ、全員ベーダだったため、屋敷で育てています。
オメガとアルファならそれぞれ集められて育てられ、アルファは親を親と認識しません。
オメガは育成が困難なため、センターでしっかり管理されて育てられます。
ここ、物語で触れることはないのですが、アルファにはオメガはオメガでしかないため、下手すれば、自分の子供のオメガ、兄弟であるオメガ、母親であるオメガさえ、番にしようとする可能性は十分あります。
オメガはアルファのいないところで育てないとだめなのです。
天使のアルファは番のオメガを大変可愛がり、屋敷の外にも連れ出し、常に側においていたことが、虫のアルバムにオメガを狙われることになってしまったのでした。
ただ、いろんな人外が書きたかっただけの話かもしれません