おはようございます。※追記あり

 作品の閲覧、リアクションなどなどありがとうございます。遅くなりましたがお礼を(>_<)ゞ

 


 途中、休んだ月があったけど、疲れやすい自分が書いてこれたのは読んで下さる皆さまのおかげです。ありがとうございました!ただいま神戸編を執筆中です。日本全国えらいことになってますが、頑張ってほしい、乗りきってほしい。更新を休んだお詫びに、前日の2人の会話のSSがお暇潰しになれば。

 

 

 

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「澁澤さん、お疲れさまです。明日は神戸へ出発ですね」

「喬木さんこそ、お疲れさん。怪我はどう?出発時間は6時半だから、6時前に、南のりかえ口の前で待ち合わせをしようか」

「はい!おでこを擦りむいただけですから、大丈夫です」

 


 澁澤さんのお父さんがアパートに来たことは既に知っている。土下座の件は話さなかったが。狭いアパートに上がってもらい、珈琲を出したことも内緒だ。たったの10分が俺には何時間も感じ、緊張し通しだった───。

 


「兄ちゃん……喬木さんは一颯とつき合い初めてどれ位たつ?」

「9ヶ月です」

「一颯がなぁ、男と……」

 


 しみじみと呟くお父さんにドキドキなのだ。早く帰らないかなぁとか、もう1杯、お代わりをしたらどうしよう?お茶菓子!全然手をつけてないがル🔘ンドでよかった?……それほどの重圧《プレッシャー》がある。

 


「喬木さんの親御さんにも迷惑をかけちまったな。後日、お詫びに行くよ」

「うちの親には貧血で倒れて転んだと説明済みです。『ちゃんとご飯食べなさいよ~?ドジね!』って、呆れてましたが。だからこの件は終わりにしましょう」

「悪いな、喬木さん。巻き込んじまって。あんたには頭が上がらねぇや。ごちそうさん、旅行、楽しんできてくれ。邪魔したな」

「大したおもてなしも出来ず……。チケットと退院祝いをありがとうございました。俺、一颯さんを大切にします、支えます。まだまだ未熟者ですが、あの」

「いざという時の喬木さんの男気は本物だろう。親がどうこう口出しをする年齢でもねぇしな。カーテャがお前さんを気に入っている、懲りずに遊びにきてやってくれ」

「はい」

 


 アパートの玄関ドアを開けた瞬間、外で待つ、ごつい大男二人の圧迫感に心臓が飛び跳ねた。ひっ!護衛の人か、びっくりするじゃないかっ、怖いじゃないかっ!!!気軽に声を掛けられず、ドアを閉めるまでビクビクものだ。しばらく借金取りがきたと変な噂がたった。

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

「喬木さんの行きたい場所とか、考えといてよ」

「いくつかあります。ホテルのパンフレットも拝見しましたが素敵な建物ですね。夜は夜景を見に行きたい」

「……だな。親父の奴、大奮発したなぁ。部屋は着いてからのお楽しみで。六甲山の夜景を観て、他のカップルみたくいちゃいちゃしようよ」

「は、は……い?」

「喬木さん、当日はパーカーを羽織ってきてよ。被ってればわからないよ。ね?」

 


 ……なにが?

 

 


 赤面ものだ、まさか澁澤さんの口から直接聞く日が来ようとは───。

 


 お休みなさい、と通話を切っても頬が熱い。布団に潜っても興奮して眠れない。……澁澤さんのお誕生日祝いもしよう、たくさんの思い出を作るんだ。明日が楽しみです。

 

 

 

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※追記。

 

 珍しくプライベートの写真を載せる予定でした💦こんなんいらんわ、自己満足やん?の内容です。

 

 ゴールデンウィークはお家時間がながく、家の掃除と不要品の整理、しばらく離れていたお菓子作りをしました。母の日にも渡した🍓タルトです。素人感が半端ない……生地から手作り、余った生地はクッキーみたいで、さくさくで美味しかったです。

 

 

 

 

 緊急事態宣言前に撮った、おきにいりの一枚。とても風が強く寒い日だったのですが空のグラデーションが綺麗。小さな三日月が可愛い💓喬木さんみたい❤吉⚪⚪の看板が映ってるけど違うお店で食べてました。

 

 

 あと数章で君しか、の第一部がおわりです。第二部は新婚さん編になるのですが、そのときにせめてフォロワーさんだけでもフォロバさせてください、これは去年から考えてました。同時に他の作品を公開する予定です。とくにお知らせは書きません(>_<)緊張するから。ひっそり、のんびり頑張ります。

 

 

 以上、長いお知らせにお付き合いありがとうございました。皆さまも有意義な一日を(´V`)♪水瀬。