私の常識は、あなたの…。
まずは、この夏の最後の宿題(?)「这个夏天我们逃跑! ~この夏ボクらは走って逃げよう!~」をこんな早朝にアップしてしまいました。
これまでの「江南春外伝シリーズ」と同じく、古装シノワズリ・ファンタジーですが、伝奇的なシリアス系の「江南春シリーズ」とは違い、カワイイ男の子たちの友情メインの、フワフワ明るいブロマンス・タッチの「学園物」調を目指しています。
ただ、「無い」からね…。
そういう、明るくて、カワイくて、ほのぼのとした「ボーイズ」らしい「BL」っていう感性が、私の中に。
基本私は「BL」っていうより「ML」。もっと言うとオジサン(オジサン寄りのお兄さんも)。
より分析するなら「BL」ですらなく、より古典的な「ヤオイ」ではないかと(笑)
そりゃアレよね、私以外読む人居ないよね(笑)だって「古典」だもの。
でもいいの。自分が幸せなら♡
そして今回はさらにチャレンジ!しかも、「怪談」!
怖いのが苦手と言うのもありますが、「怪談」を描くような繊細な文才も無いって言うのにさ~(そして、大笑い)。
「怪談」と言うのは、恐い描写をすると怖くなくなるっていう、一種の自己矛盾を孕んでいます。これは
「笑い」にも言えることですが、狙うと滑るんですよね。
ま、今回の「怪談」も大いに滑っていることでしょうが、そこは、ほら…(笑)「怪談」がメインじゃなくて、「BL」だから…。
と、いうことで、これまでと違うタッチの「古装学園」モノというジャンルでの新しい挑戦です。
ワタクシ荷蓮花の新境地(?)をお楽しみいただけたら幸いです。
で、タイトルですが…。
ウチに「西太后」さまが1人いらっしゃるのですが…。
これで、大体「我儘で横柄な専制君主のような方がいらっしゃるのね」と、私の周辺では割と通じるんですよ。「西太后」という「記号」に対する共通認識ってやつです。まあ、実際にはそれほど傲慢な方では無く、みんなの人気者なので私の安否はご安心ください(笑)
でね、「西太后」っていう記号は「常識」として、そこそこ通用するものだと思っていたわけですよ。
それが先日、30代の看護師さんから「にし…た…?ってなんですか?」と質問されました。そうか~もう「西太后」を知らないのか~と、私の「常識」は通用しないな、としみじみ思ったわけです。
文学史含め、歴史的な「記号」の共通認識は、今後もっと減っていくのでしょう、とちょっと寂しく思いました。
「蒼穹の昴」とかドラマもあったのにな…。
ちなみに「セイタイゴウ」じゃなくて「セイタイコー」(濁らない)と読むのが正しいのですよ(笑)