私とタイBLドラマ
ずっと、台湾BLドラマ(主にHistoryシリーズ)、中国BLドラマ(現地では、すでにほぼ発禁)、中国ブロマンスドラマ(中国だけでなくアジア各地で大流行中)しか観ない、とか言ってたんですよ、私。
韓国BLとかタイBLとかも人気はあるんですけど、とにかく分からない言葉がイヤ!と、言いつつ中華系ドラマも字幕で観ているんですけれども(笑)
でも、多少のヒヤリングは出来るし、画面に出てくる看板とか、ちょっとした文章とかが、何と言っても漢字だからしっくりくるのです。
全然知識の無いハングルとかタイ語の文字って、すでに記号にしか見えないし…。一応ハングルは勉強しようかなとも思ったですが、見せてもらったテキスト3ページくらい見て挫折しました。テキスト以前に、文字が覚えられない…。タイ語はもっと難しそう…。
ま、そこは良いとして…。
そんな私が、ついに「ターンタイプ」というタイの大ヒットBLドラマにハマり(?)、「DarkBlueKiss」と「Until We Meet Again~運命の赤い糸~」を観て、これはタイBLもアリかと気づきました(笑)
そして、前に観てピンと来なかった「Love By Chance」を見直そうかと妙な反省をしているほどです。
どうしても、何かが気になると背景とか変なことを知りたくなる私…。
そんな私に引っ掛かったのが、「タイ語でBLっていうのは『Y』というらしい」というのと「タイBLドラマその後のビジネスモデル」でした。
タイBLドラマを観ていると、元々お国柄(イメージ)オネエ系とか腐女子とかワラワラ出てきます。ドラマ上の設定だけだとしても、日本よりややオープンなのかな、という印象です。でも、何を言っているのか分からないなりに聞いていると、いわゆる外来語などは分かるのですが、どうしても「BL」と言う言葉が聞こえない。じゃあ、タイ語で「BL」ってなんて言うんだろうと調べてみると「Y」というらしい。
そしてここからがビックリなのですが、「Y」って日本語の「YAOI」(※昔はね、BLと呼ばずに「やおい」と呼んでいたんだよ~おばあちゃんの知恵袋風に)から来たということで、急激に親近感を覚えました。
多分、ですけどタイも韓流ブームで、イケメンの定義が変わったり、話し方とかもちょっと変わったような気がします。
そして、最近、なんかタイ語のセリフが、訛の強い中国語っぽく聞こえたりする。私だけ?
「ああ!」とか「はあ?」とか日本語っぽく聞こえるのも多いし、接尾語の「バ」とか「ヤ」とか中国語に似てるし。
韓流ブームのおかげで、日本風と言うか、中国風なイケメン俳優が増えたのが、私が見やすくなった理由の1つかな~とも思います。撥音とか日本語に無い音も聴き慣れなくて好きじゃなかったのに、それが減ったような気もして…。
それよりなにより、「YAOI」を語源としているだけあって、ストーリーが日本のBLに比べて、ちょっと古典的なんですよ。「美しい男の子同士の純愛」タイBLドラマってそういう王道な感じがします。そして、BLっぽくなくて古い「やおい感」があると指摘された私には、それがピタリと来るような気がします(笑)
このサイトでもそうですけど、最近の日本のBLって複雑になった気がします。だから面白いというファンが多いのは分かりますが、私は違うんだな~と実感(笑)
シンプルで、純愛、これがタイBLの本質で、きっと私がBLに求めているものなんじゃないかな、と1人考察しては悦に入っております。
てなことで、タイBLドラマ好きな「YAOI」派な方は、ぜひともうちの「上海シリーズ」お試しいただきたい♡と宣伝して終わります。そして、パンデミック終わったら、中国、台湾の次にタイに行かねばな、と決意♡
では皆さま、今夜は台風にお気を付け下さいね~!京都は今のところ大雨です。警報は出ていません。徐々に近づいてきているようですが…。なんとか朝まで静かに寝られるかな???