「1人選考委員会・秋」おすすめ作品 その13
無料感想屋さん、塚本です💕
「第二回小説大賞・秋」で「1人選考委員会」を、1人で勝手に開催中です。
応募作品の中から、塚本のおすすめ作品をご紹介♪
投票期間が終わり、のんびりと進めていけば…などと思っていたら、どんどんおすすめを発掘してしまい、「なぜもう1週間早く見つけられなかったのっ!」と後悔しきりでございます……。
投票したかったよ…これもその前も…(涙)
ネタバレはありませんので、安心しておすすめされて下さい☆
※おすすめはランダム掲載です。
順序に意図はありません。
おにぎり1000米様
「燃え殻の俺に残された選択」
https://fujossy.jp/books/21861
シンデレラを元に作られた大人のおとぎ話です。
こちらの作家様も、塚本が好きな方です。
今までとは違う、何とも変わった作風で、最初は「新しいスタイルだな」と思いながら、軽い気持ちで読んでいました。
読み進めるに従って、この作品&作家様の凄さがひしひしと…。
とにかくすごかった!
中盤までは、元がシンデレラだからどう進むかは分かるのですが、元ネタに忠実なのになぜか斬新で、夢中になりました。
(シンデレラの重要ポイントがうまく置き換えられている点にも注目です)
中盤以降はもう壮大なファンタジー映画。
外国の映画にちょっと似ていて(読んでいただけたら分かると思います)、映像が目の前に浮かびます。
ラストはIF選択制です。
4択ありますが、これは選べない!
普段はあまり好みではない「IF展開」ですが、読み手の希望(願望)はかなり割れると思います。
その読み手の想いを汲んだ、最適な選択制だと思います。
もちろん全て読みました♫
(余談:塚本は第三選択から行きましたが、全部読んだ後は第四選択推しです♪)
この各選択がまた深い!
選んだ後の展開まで、とてもしっかりと作っているのです。
どれを選んでも、そこからがまた1つの短編のようで、実に素晴らしい!
是非、全部の選択を読んで、また新たな物語を堪能していただきたいと思います。
他のおとぎ話も読んでみたい…と熱望したくなる、そんなお話でした。
みなさまも是非!
※作家様には何の断りも入れておりません。
万が一、不快な想いをされた方がいらっしゃいましたら、遠慮なくお知らせ下さい。
※おすすめに関しては、塚本の個人的見解です。
ご了承下さい。
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