着衣か全裸か
突然ですが、淑女のみなさまは着衣と全裸、どちらがお好きですか?
濡れ場……メイクラヴ場面に於いて、どちらがお好みでしょう。
いきなり何を言い出すのかしらこの不届き者というお声が聞こえて来そうでございます。
わたくしは、全裸が好きです。読者としても書く側としても、裸が好き。
着衣も好きです。エロティックですしね。
でも、愛の交歓として表現するなら裸がいいなと。
愛し合う二人を隔てるものは布一枚すら存在してはならないのです(力説)。
互いの体温や鼓動をいっそう強く近く感じられますし、肌を密着させることで愛も深まるというものです。
裸になって互いを確かめ合う、共有する。それがメイクラヴだとわたくしは思っております。
愛しい人のすべてが欲しくなるのは当然。
物理的に“繋がる”ことが出来るのはこれぐらいですし。
男性同士の場合は挿入を伴わないことが多いそうですけどね。
好意を持っていない相手にさわられても不快でしかありません。
でも、好きな人、愛している人ならば視線が合うだけで幸福を感じます。
どこに触れられても心地が良い。
そんな愛と官能を今後も小説で表現していくつもりです。