書くこと 3
番外コント集(違う)『Mishmash』に「手紙」を投稿しました。
どこの誰とも知らぬお方からの熱烈な恋文は、おそらくこのあと暖炉の燃料になります。
ひどい。ひどいわ!
どなたか「ひどい」と言ってあげて。
唐突ですが、わたくし、ランキングやアクセス数はあまり気になりません。
どこの投稿サイトでも、上位に入ったことも人気作だったことも皆無ですので、気にするまで達していないのです。
ただ、怯えていることがいくつかあります。
19世紀イギリスにこんな習慣ねーよ。とか。
こんなのあり得ない。とか。
こんな男いるわけないだろ。とか。
男性同士でこんな体位できるわけない。とか。
男女恋愛と一緒じゃん! とか。
まったく“男”を感じないんですけど?! とか。
現実味がまったくない。とか。
いつかツッコミが入るんじゃないかと常に怯えております。
大げさでなく。本気で怯えてるのよ。
BLというジャンルそのものが、ファンタジーと言ってもいいし、しょせんは空想の産物。
女性のえがく夢物語です。
宝塚やハーレクインロマンスと同じようなものです(ヅカファン、ハーレクインファンに失礼かもしれませんが)。
10年ぐらい前でしたでしょうか、韓国ドラマが大ブームになったことありますよね。
ファンの多くは大人の女性……40代以上の方々でした。
そこそこ人生経験を積んでいる世代です。
だからこそ、現実逃避したいんだとか。
夢でいい、あり得なくていい、空想物語だから。
そんなことを口々にインタビューで答えるマダムたちが印象的でした。
「こんなのあり得ない」と思うなら、読まなければ・見なければいいだけのこと。
そう割り切っていますが、やはり不安はあります。
どこにも相容れない方はいますから。
それでもわたくしは書き続けようと思います。