2021年12月14日 古い小説好きです。

お互いに自分の事情があって、好き合ってるけどくっつくことはできない……というモダモダは好物です。あんまり引っ張る気はないけども。辛い人生、好きならもうなんか利害関係なく、磁石みたいにくっついていいと思う。なんだかんだで登場人物を甘やかしたい。

 

なお佐木さんが21章で読んでいたのはD・H・ロレンスの『チャタレイ夫人の恋人』。法学部出身者なら「わいせつと表現の自由の関係」についての訴訟事件で絶対知ってる。彼は法学部出身で事件を知っていて、内容が気になっていたので今回読んでみたらしいです。私は昔読んで感動しました。魂が震えましたね。えぇ。迫力が違います。精神と肉体とはひとつなんだ、生きるということと肉体とは絶対に切り離せないんだという深い信念がある名作だと思います。

 

ここまでで出てきた小説は、オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』、メルヴィルの『白鯨』、ロレンスの『チャタレイ夫人の恋人』あとなんだっけ。本当に、こうした名作に込められた信念というものは、時代を超えて人間の生き方に影響を与えてくれますね~。

 

次回からは、また2年後、物語内の現在に戻ります。木島さんと怜くんのコミカルなやり取りは書いてて楽しかったな~。気に入っていただけると嬉しいな。