食事シーンなどに思うこと 2021年12月18日

人となり、というのは細かい仕草や嗜好に表れるわけで、そういう部分が丁寧に書けると嬉しくなりますよね。人間関係がうまくいっているかどうかというのも、そうした細かい部分で表現できるとリアルだなぁと感じるわけで、今回この話では、そうしたものを徹底的に書き込むように心がけています。

 

怜くんと木島さんはギクシャクしているように見えて、実のところ……というのは、一緒に何かを飲んだり食べたりという場面からもわかる。本当に深い愛情というのは頭だけで考えるものではなく、身体的・感覚的なものと切り離せない、全存在を懸けたものだというのを描くように心がけています。