『次にムショへ行く時は』公開
https://fujossy.jp/books/24687
公募で全然良いところまで行かなかった作品を少し訂正したものになります。ヒスパニック・ギャングの三十路と堅気ではないけれど訳有りお兄さんが物騒な事に巻き込まれたり頭から突っ込んだりする話。
ある程度冷静になって眺めると、どう考えても公募と呼ばれるもので求められている性質の作品では無いので反省しています。タイトルからしてとんでもない!! 古いフランス映画っぽい響きの題名にしたかったんですが全然思い付きませんでした。
作品そのもののイメージ的には80〜90年代のインディーズ映画的なざらついた感じのタッチで書きたかったです。こちらに関しては100%失敗した訳では無さそうです。
せっかく賞というものに応募するのですから、そこでどのようなものが求められているかをきっちり見極めることが大事だなと言うのは、本当に毎回の課題です。
でも自分の趣味をめいいっぱい詰め込んだ話も書きたいですし……難しいところです。俺は妥協しないとか叫び続けていたら最後はドクター・マンハッタンに消されてしまいます。