第三章(四十)新しい世界へ

 幸を連れていかれて、多田も沢井も心中穏やかではない。

 そして、幸の方もよく分からない状況に置かれて困惑していた。

 

 

 この話で、第三章は終了となります。

 第四章開始まで今しばらくお待ちください。

 

 

「第三章」
 日下は、金を稼ぐ為に、密売組織で働く事になった。
 仕事は金庫の鍵を開けるというものだ。
 しかし、一回仕事をしただけで、怖くなって連絡が来ても無視を決め込んでいた。
 そこへ、業を煮やした多田が日下の元を訪れる。
 すると、そこには綺麗な顔をした少年、幸がいて……。

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