もう5月って。ドラマの感想。

 早いですね。もう5月。

 ものすごく忙しくて、小説を書く暇がなくて、すっかり享受するばかりになっていました。

 観たものとか読んだものとかのレビューとか感想を書いてみようかなっと。

 

『対岸の家事』

 テレビはニュースなんかも、ターゲットの層が気になって、本当に観なくなりました。

 だけどジャンルが他人事ではなくて、ネットで視聴しました。

 現実と乖離している部分もありますが、ママの世界ってだいたい、あんな感じかな。

 礼子の家庭内でのしわ寄せが凄いかな。

 キャリア捨てたくないけど家庭も持ちたい女性はあんな感じなのかな。

 同じ環境に身を置きながら夫の上澄み感がハンパない。

 思考回路とか、視点の置き方が男女で違っているのかな、と思う。

 私は詩穂だけど(もう詩穂の時期は過ぎましたけど)、1話みたいな児童館での礼子らみたいな感じの悪いワーママと接したことがありますけど、確かに自分が四苦八苦している時に悠長な(思い込みに過ぎませんが)人を見ると苛立って何か言いたくなるかもしれませんね。

 でも、だからと言って私は彼女達に譲歩する気にはなれなくて、逆に、内実はワンオペで大変なのにことさら悠長に振舞っていたこともありました(笑)

 彼女達は他人をやっかんでいるのでもなくて、単にガス抜きがしたいだけだったのかも。

 

 何話だったか忘れましたが、私は詩穂と同じ立場ですが、隣人の『肩代わり』はしないですね。そんな余裕も能力もないです。

 中谷さんは子供を預かる対価について言及しましたが、ファミサポみたいに組織内で金銭の授受がシステム化しているのだったら別ですが、隣人と一方的な相場で金銭のやり取りをするのはトラブルを招くと思うし、日本は国民の水準が他国と比べて均一なのか、家事使用人やチップが普及している国ではないですが、社会主義になりつつあっても、それは対等な立場の人間にさせることではないし、第一、保育のライセンスも持たないのに預かっている子供に何かあったらどうするんだろう、と心配になりました。

 色々な層の家庭が一緒にレジャーを楽しんでいるのを見ると、少々非現実的な感じがしましたが、そんなことを気にしていると話が進まないですよね。

 あと、パパ友という存在について、やはり保守的な昭和生まれのせいか、考えさせられてしまうというか……。

 子供が仲良しだからといって警戒を解いていい存在なのかな?

 家庭に不和が生じてしまいかねない状況を作り出していないか?

とか……。

 続けて観てしまいました。