【作品紹介】君とダビデに恋してるっ!〜短小包茎コンプレックス美形×ダビデ像が初恋の短小フェチ〜
はじめまして、粗々木くうねと申します!
この度、BL小説「君とダビデに恋してるっ!〜短小包茎コンプレックス美形×ダビデ像が初恋の短小フェチ〜」を投稿しました。
処女作ですが、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです。(全8回予定)
【どんなお話?】
「小さいことは、いいことなんですよ?」
幼い頃、有名な彫刻「ダビデ像」に初恋を奪われて以来、運命の肉体美と「短小包茎ペニス」の男性を求め、日々マッチングアプリに励む青年、結城あおい(26歳、大手菓子メーカー勤務)。
一方、高身長でイケメン、会社では将来有望なエリート社員でありながら、自身の「短小包茎」がコンプレックスで自信が持てない堂島光貴(29歳、あおいの先輩)。
そんな二人がひょんなことから出会い、互いのコンプレックスを乗り越えながら、運命の恋人へと発展していくお話です。
【テーマ : 悩みは、誰かのドストライク】
BL小説を読み漁る中で、いつも思うことがありました。
それは「攻めの巨根設定の多い」ということ。
もちろん、男性の象徴であるペニスが大きいことは、攻めの優位性を示す重要な要素ですし、巨根で受けを前後不覚になるまで愛する構図も大好きです!
でも、ふと私はこう思ったんです。
「超完璧な攻めが、実は短小包茎で恥ずかしがっているの、可愛くない!?」
「普段は攻めに愛されて甘やかされている受けが、攻めのコンプレックスを肯定して、甘々に包み込んで愛するセックスって、最高じゃない!?」
そんなこんなで「短小攻め」というニッチな性癖に目覚めた私。関連小説を探してみたのですが、まだまだ作品数は少ない……。
「それなら、私が書こう!」
そう決意して、この物語が生まれました。
【ちょっぴり豆知識!ペニスが短いメリット】
Chat GPT先生に聞いてみたところ、こんな回答が出てきました(笑)
・角度が安定しやすく、前立腺ヒットが狙いやすい。
・ 小さい分、1回1回のピストンが繊細で快感が高まる。
・ 受け側の負担が少ない
・ 痛くなりにくい=快感が継続する。
ね?めっちゃいいことづくしじゃないですか!?(力説)
【説得力のあるキャラクター設定へのこだわり】
「なぜ短小包茎でなければいけないのか?」
この説得力を持たせるために、主人公・結城あおいのキャラクター設定には特にこだわりました。
彼の美の基準は、5歳の時にテレビで一目惚れした「ダビデ像」。
筋肉隆々でありながら、ペニスが短小包茎のダビデ像こそが、あおいにとっての「理想の男性像」なのです。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、ダビデ像が作られた時代、男性的な美しさの基準は現代と大きく異なっていました。大きなペニスは「愚かさ」「色欲」「醜さ」を連想させるものとされ、小さなペニスの方が文化的に価値が置かれていたそうです。時代によってこんなにも価値観が違うなんて、面白いですよね。
そんな世間の認識とは異なる独自の美意識を持ち続けるあおいは、美大の彫刻科出身。卒業後はグラフィックデザインの道に進んだという設定です。
実はあおい自身も、自身のペニスが大きいことに嫌悪感があり、密かにコンプレックスを抱えています。今回、光貴にその「巨根コンプレックス」すら愛してもらえたことで、あおいも心の底からセックスの悦びを感じられるようになります。
【コンプレックスのあるキャラクターの魅力】
そして、もう一人、コンプレックスを抱える光貴。
彼のような「完璧な男」が、あおいに対してだけ弱みを曝け出せる存在になる、という関係性には、非常に萌えます。
私個人としては、コンプレックスを抱えるキャラクターには、ある種の「浮気をしない」というメリットがあると思っています(もちろんゼロではないですが!)。
身体的なコンプレックスを誰かに曝け出すことは、本当に勇気がいることですよね。だからこそ、一度それを共有し、受け入れてもらえた相手は、かけがえのない「唯一の存在」になる。
光貴とあおいのような、ある種の「依存関係」に発展するカップリングが大好物なんです!
「短小攻め」は、現時点ではもしかしたらあまり需要がないニッチなジャンルかもしれません。
しかし、この独特な関係性を含めて、皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。
