制作ブログ:『月籠りの宮』――執筆の現状報告

いつも応援ありがとうございます。花咲亜華と申します。

現在、自称暗黒BLとして執筆中の『月籠りの宮』は、主人公である神凪暁斗と神月迅の物語を中心に、「愛」と「支配」をテーマに展開する壮大な物語です。

実はこの作品、メリバエンドまでの全文が一度完成している状態で、現在は、その完成プロットに基づいて、順次テキストを公開している最中です。

 

私はいつもそうしてきたので今回も一気に公開予約だけすればいいようにしたのです。
 

しかし、

公開し始めてから、

主要登場人物の一人、軍師・朱鷺田清十郎のキャラクター設定に、大きな変更を思いつきました。

朱鷺田は、冷徹な「理性」の持ち主として登場しますが、彼の感情が、変貌していくという、重要な要素が加わったほうが物語が面白いのではと思ってしまいました。

当初は、暁斗を中心に対立関係にあっていがみあうという関係性にあった朱鷺田と迅ですが、この変更を反映させ、朱鷺田の行動原理や心理描写の辻褄を合わせ、迅の心理や行動原理が変化するため、この修正作業に、現在苦心しています。

彼の感情の萌芽を、いかに自然に、そして物語のテーマである「情」の優先として描けるかが、今後の執筆の大きな課題です。

また手甲のこととか、ちゃんと設定にあるのに書き忘れたまま公開されてて後でちょこちょこ直したりしています。

 

執筆活動について
 

この愛と狂気の物語を最後まで描ききるため、一つ一つの描写に集中しています。

そのため、毎日更新できない日があるかもしれませんが、必ず最後までお付き合いいただけると幸いです。

長い物語なのですが、今後とも『月籠りの宮』をよろしくお願いいたします。