解説その①力士ぶっこみました
「どすこい!男の花道」は、相撲のお話です。
相撲は数あるスポーツの中でもルールが非常に簡単で、決着もあっという間につく独特の格闘技です。
ですが、専門用語が多く、ほかのスポーツには無い儀式やしきたりなどで、とっつきにくい印象があるかもしれません。
なので、作中の専門用語を毎回解説します。
実は、かぶり防止のために四股名を検索した以外、資料無しで本編も解説も書いてますので、どこか間違いなどあったらすみません。
その節は、教えていただけるとありがたいです。
m(_ _)m
・年寄→いわゆる『親方』です。部屋持ちの親方を、弟子たちは『師匠』と呼びます。
親方になるには、小結以上の役力士になるか、関取を三十場所以上(だったかな?)努めなくてはなりません。
あと、人数制限があるので空きが無ければなれません。
・付け出し→通常、新弟子は入門した次の場所で早朝に前相撲を取ります。そこで二番勝つと、翌場所から『序ノ口』という番付をもらいます。
『序ノ口』
↓
『序二段』
↓
『三段目』
↓
『幕下』
↓
(ここから関取)
『十両』
↓
(ここから幕内)
『前頭』(平幕)
↓
『小結』
↓
『関脇』
↓
『大関』
↓
『横綱』
と上がります。
ですが、アマチュア相撲、学生相撲の優勝者は入門からいきなり三段目や幕下などの番付で土俵に上がれるという制度があります。それが『付け出し』です。
鷹羽島は、幕下から番付をもらいました。
現実の大相撲で幕下付け出しは、御嶽海関や逸ノ城関や遠藤関などがそうだった…と思います。