ツーリスト II shut a door with a bang

ツーリスト II
shut a door with a bang

俺がシャワーを浴びている間に起き出した恋人は、
扉の向こうから、おはようと声をかけたまま、その先が続かない。

うん?と思った俺はあっと気がついた。

トイレ………

そっか朝の営みだもんな。
すぐ出るよ、と伝えて少しいじめてみようか?

扉を開け俺はマッパの身体を隠しもせずに、

連れションするか?と
ムスコを揺らす。

眼を見張った後に、バカ!

ドアはピシャリと閉まった……