サブリミナルボーン
「その恋の向こう側」更新しました。
第440話 a pair of earrings (7)
https://fujossy.jp/books/1557/stories/98690
楽しいエチーの後には、寄生虫(フタゴムシ)の話が出てきます。そんなに生々しくグロくはない(つもりです)けれど、字面を見ただけでも無理な方はエチーの場面が終わったら読むのを中断しましょう。次の話には、うっすら出てきますけど、ほぼ出てきませんのでご安心を。
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完結したのに、毎日書いて食傷気味の方もいらっしゃるとは思いますがボーン。
「bone」のハートが「Blue Lotus」を追い抜いたのが意外だったのですボーン。
語尾にボーンを付けることによりサブリミナル効果を期待していますボーン。
でも、そろそろウザがられそうなのでチキンな私はやめますチキチキボーン。
といったつかみはいったん忘れていただいて、ちょっと真面目になります。(最初からそうしろと言われてもできない体質)
「Bone」は確かに一発ギャグ的に出てきたネタがきっかけで書いた作品ではありますが、だからと言って手を抜いたわけではなく、むしろいつもよりちゃんと資料を調べたし(これでも)、ああだこうだ試行錯誤して書いた作品です。努力の量がイコール作品の価値というわけではないので、頑張ったからどうだと言うつもりはないんですけれども、ただひたすら「意外」だったんです。
「Blue Lotus」は、比較的、BLの王道に沿って書いた作品のつもりです。その意味で、質はともかく、話の筋は受け容れていただきやすいだろう、という安心感はありました。結果として、拙作の中では今までで一番好意的な反応をいただけた、と感じていました。
「Bone」は、いわばそういった王道のBLに対して「アンチ」になっちゃってる側面があります。BLなら乗り越えてほしいところを「乗り越えられない」のですから、彼らは。そういう話は、なかなか受け入れていただけないだろう、と思っていました。そして、それでもいいやと思って書きました。
それが、気が付けば短期間でハートの数は「Blue Lotus」を超え、瞬間風速的だと思いますが週のランキングでは2位にまでなりました。コメントも(拙作としては)いつもよりたくさんいただきましたし、それも、こういった言い方が失礼でなければいいのですが、よく構って下さる常連の読者さん……ではない方々からも、ありがたいお言葉をいただきました。そういう流れは今まではなかったことで、とても不思議な感じがします。
創作した物語は、私の脳内にあるうちは私のものですが、文字となり可視化され他人に読まれた瞬間からは、作者だけのものではなくなると考えています。それぞれの作品において、もちろん私の側には「伝えたいこと」がありますが、それをどう受け止めるのかは読者様のものです。あるいは受け止めない、という選択も読者様のご判断です。逆に「これってこういう意味でしょうか?」と指摘されて、「ああ、そうか。私はそれが言いたかったんだ。」などと自分の無意識の本心に気づかされることもあります。
「Bone」は、私の意図を超えて、たくさんの方に受け止めていただいた、実に幸せな作品だなぁと思っています。もちろん、私も幸せです。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
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☆「時代物」新人コンテストエントリー作品
「bone」
https://fujossy.jp/books/5402/
縄文。
☆SS置き場 いろいろスピンオフもあるでよ。
「掌編」
https://fujossy.jp/books/4768
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