『甘い恋をカラメリゼ』ぶたいうら1
ぶたいうらってなんだろう。
ちょっとした裏話というか、なんというか。
個人サイトのほうでは「更新記録」とかそんな風に言っていたような気がします。
最近更新したお話について、あとがきではないですけど、なんとなく私が考えていることを書き連ねるだけです(笑)
さて今回は、ここ二日ほどで更新していた、『甘い恋をカラメリゼ』の『Manele~不格好な人形~』について。
今更ですが、このFujossyさんではサブタイトルに邦題をつけています。
内容に関係があったりなかったり、お菓子っぽいニュアンスの邦題で統一しています。
今回のタイトルになったManeleはフランスのお菓子のことで、男の子の形をした可愛いパンです。
そしてくっついている邦題「不格好な人形」ですが…なんだか今までの邦題に比べるとどことなく不穏な感じがしますね(笑)これは、紛れもなく今回の章のメインキャラ・セラくんのことをさしていますが、あのアホキャラっぷりをみるとあんまりピンとこないな~って感じがするかなと思います。
ピンとくる方、おそらくほとんどいません。
というのも、セラくんについてはオフ活動で発行していた書きおろし同人誌にしかちゃんと載っていないのです。
https://ciruela.booth.pm/items/785965
この本なのですが、
セラくんのお話をネットにアップしないで同人誌の書きおろしとして書いたのには、理由がありまして……
セラくんの設定が、ゆるゆる甘エッチがコンセプトの『甘い恋をカラメリゼ』には相応しくなかったのです。そんなわけで、『甘い恋をカラメリゼ』とは別作品というていの『オランジェットにくちづけを』の中に、『暁の少年』というタイトルでセラくんのお話を収録しました。ちなみに、『オランジェットにくちづけを』にはほかにも二つの中編が収録されていますが、どちらも『甘い恋をカラメリゼ』とはちょっと雰囲気の違う、ほろ苦いお話です。
この本はもちろん有料になってしまうので、ざっくりとセラくんについてこちらで解説しますね(^^)
・セラは本当は24歳で、本名は一条 翼。
・親は無理心中をして亡くなっていて、セラも巻き込まれたがなんとか助かった。
・親戚に預けられたがそこで性的虐待にあう。それが原因で性癖が歪み、異常なマゾヒストになった。
・実はかなりのキレ者で、腹の底が真っ黒
こんな設定になっています(笑)
こんな設定でしたので、今回の章のサブタイトル、セラくんをさす言葉が『不格好な人形』というふうになりました。
ガタガタの精神の中で梓乃くんに対して明るく振る舞っているセラくんのなんと憐れなことか~って想いをこめています。
セラくんは今後も何度か登場しますので、優しい目で見守ってあげてください(笑)
それでは~!
またぶたいうら書いていきたいと思います!