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地獄のヴァレンタイン 翌日 II
「 なんですか、ドンドンって、
ノッカーあるでしょ 」
玄関の扉を開けた俊はなんとも言えない顔をしていた。
俺は息を吸い込んで文句を並べ立てようとしたが、
それはできないままに終わった。
目の前の俊は、、、
真っ裸にエプロン?なのか?
え?パンツ、履いてない?
「 早く入って、住人に見られたら困ります 」
「 あぁ、そうだな 」
全く予想だにしていなかった展開に頭が全く付いてこない。
俺の前を歩くと俊の尻はキュッとしまって筋肉質で、、尻たぶのえくぼがなんとも……うう
太ももから足首までのラインが引き締まっていて本当に綺麗……
肩甲骨は嫌味なほど綺麗にカーブを描いて、
張った肩との間に絶妙な美のバランス。
しなやかにそれでも力強く脚を運ぶ男の程よく満遍なく日焼けしたバックの裸体に目は釘付け。
下腹の俺のものはこんもりとズボンの生地を持ち上げてる。
仕方ないよね……
今週はまだご無沙汰だし。
そう思い出し、また怒りがこみ上げてきた。
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