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地獄のヴァレンタイン 翌日 IV

「 湯煎したよ、ヒロの分は余裕だな。 俺の分までギリギリってとこか。 流し込むから見てて 」 湯煎してサラリとなったチョコレートが、 俺のアレの型の中に流されていく。 トクトクと鍋の口から流れ出るその湯気に 自分の硬くなっていた部分が更に熱く盛り上がる。 まじめにやめて欲しい…… 軽く俊が型を振る、 「 うん、いい具合だ 」 と言いながらそれをラックに差し込むと、 「 これ特注して作ったんだよ 」 「 ラックを 」 「 そう、ヒロと俺のを勃てなきゃなんないから」 華麗にウインクしても台詞は変態。 もう一つの型は、俊のか? いつ取ったの? 俺の型のゆうに1.8倍はある。 2倍はない!絶対に…… 俺って、小さいの? そ、そんな事より 俺が取りたかった……いや! ナイナイ! そんな俺の心の中の葛藤を他所に、 「 足りるかなぁ 」 とか言いながら俊は自分のアレの型に悠々とチョコを流し込む。 「 張った笠の下のくびれのとこまで上手く入れるために細かく震動を加えないとな 、 こう、ぐっと張った所がアンアン言うところをグリグリしないと ヒロが満足できないから 」 と恐ろしいことを言いながらなんか機械みたいなものでバイブレーション迄加えてる。 俺のはどうせのっぺらまっすぐのチョコ棒だよ…… 風呂に入ってる間に固まるだろう と言いながら、 すっかりいやらしい事をする時の口調になった俊は、 チョコより先に固まった俺をバスルームまでズルズルと引っ張っていった。

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