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ブランデー風呂 II

ブランデー風呂 「 いやだ! ダメ! 」 と言いながら抵抗始めた俺の身体をしっかりと抱きしめて、 俊が卑猥な睦言を耳元で繰り返す。 「 乳首もだけど、湯に浸ってるペニスも見てごらん 。 はっきり欲情してるのがわかるよ こんな色に染まるのもヤラシイ血が集まってるんだろ? 下の玉も重たくなってる。 溜まってるんだ。 本当にヤラシイな、あんたは 」 尻たぶをその間の蕾を開くようにねちっこく揉まれると、ブランデーを含んだお湯が襞を舐めて軟体動物のように這い上がってくる気がする。 アナルから続く内腔は早く暑くアルコールを吸収するんだっけ…… 疼いてしょうがなくなった穴はもう官能のポイントを的確に覚えいる男の指を三本は飲み込んでる。 本来の役割は出口、そのあたりの伸ばされた皮膚はお湯のその刺激にピリピリとまだ抵抗をするが、欲しがることに慣れた排泄器官にはなんの抵抗にもならなかった。 性交に使う場所を拡げていた指が抜けても、期待した大きな雄の昂りは入ってこない。 焦れていじられている乳首を左右に振ると、そこから離れた手は脇窩を指で強く押す。 その甘い痛みに思わず、 「 あぁ! 」 と嬌声を漏らすと執拗に腋窩から脇腹までの酷く敏感なラインを強く弱く撫で回される。 快感を逃すために縮まるリンパを宥めるように施されるそれによって、 ペニス、の周り、そしてその下にぶら下がる精巣に重い快感の澱が染み渡ってくる。 「 早く、 ……欲しい 」 と堕ちた俺の言葉に俊は満足したように俺を風呂から抱き上げた。

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