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おまけ

地獄のヴァレンタイン アザーサイド はそれなりに 「 これ付けるの?」 泣きそうな杏果を尻目に、 用意した衣装をさっさと纏うサンドラさんは、 例の出来たミニチュアペニスのラッピングを俺一人にさせて杏果の支度に余念がない。 俺は今回どうやら下だけTバック、上は普通のブラックタイで済みそうだけど…… 杏果、本当に何を着せられてるんだろう。 チラチラとそちらの方角を見ながら手が滞る俺の頭にはしょっちゅうサンドラさんのハリセンが飛んでくる。 「 え? ガーターソックスだけなの…… パンツは?」 「 ない 」 こういうことにはしっかりと非道なサンドラさん。 「 なんで?」 「 だって履いちゃったら、クルンと丸まった尻尾が見えないじゃないのよ 」 がくりとうなだれる杏果が可愛そう…… 「 これどうやって…… 」 「 もちろんこの先にワセリンを塗って ツルッと入れるのよ 王国ちょっと来て! 」 そうだよな、それは俺の役目だよなと、 俺はもちろんいそいそと側に行く。 そして杏果に触れると 鼻血が出そうなのは 余ったチョコの食べ過ぎではない。 杏果〜〜〜 透けるような象牙色の肌に真っ赤なフリルのついた ガーターベルトがよく似合うよ〜 堪らない…… 俺の息子はもう臨戦態勢に入ってる。 「 無駄に大きくしない、そこ 」 ばちん! ☆×!☆!×!! 竿をハリセンで直撃された俺はその場で悶絶した。 復帰した俺には大切な役目が…… 杏果のお尻にアナル尻尾を入れなくてはならない。 くりんとモフモフとした尻尾は真っ白で、ケモ耳とのセットになってるらしい。 「 かわいいなぁ 」 杏果のお尻を何回かなでなでして、 「 いやぁ〜 」 という杏果をなだめながら、プラグは一気に押し込める あれ?前からチロっと何か垂れた? 「 王国のバカーーーー!」 って言いながら杏果は前を必死で押さえてる…… 「 出ちゃったの? 」 と聞いた俺にもう一回強烈なハリセンが飛んできた。

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