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第12話 side S
これはマジでヤバイな。
京太は初めてだし先のこと考えたら無理はしないつもりだった。
だけどンなもん、突っ込んだ瞬間無理だと悟った。
「……っあ、ひ、ッア、ン、そ、宗二……っ」
それでも情けなくあっさりイっちまうなんてことだけは避けたいから必死で耐えながら京太の前立腺狙いながら腰を振る。
もうほぐれて、後ろから得る刺激を快感に変えれはじめてる京太は美千からと俺からの攻めにグダグダだった。
俺の律動に合わせて腰を揺すってんのが可愛い。
美千は日ごろから3Pなんてヤリなれてんだろーし、京太より余裕そうに京太のを締め付けてくれてるようだ。
本当なら前から突っ込んでヨガリまくってる京太の顔見たいけど今日はしょうがない。
たまに振り向かせて噛みつくようにキスして咥内を味わうだけで我慢する。
初心者な京太のへたくそなキスも段々とマシなものに変わっていっていて、俺の舌にたまに吸いついたりしてくるとさらに律動の速度が増した。
しっかしマジで気持ちいいな。
「京、俺の、気持ちイイか?」
背中にのしかかって深く穿ちながら耳朶甘噛みする。
密着した肌からビクビク京太が痙攣してんのがわかる。
「っ、……っあ、ぁ」
答える余裕もないのか京太は喘ぐだけだ。
「も、っ……むり……っ」
「何が無理なんだよ。ンな、腰振って気持ちいんだろ、京」
「そ、そう……じが……っ、動く……から……だろ……っ」
「……っは、お前だって動かしてんだろ。なー? みっちゃん」
京太越しに美千を見れば快感に染まった顔で頷く美千。
「京く、んっ……もっと、ちょーだい?」
「……っ」
「ぁっ、京くんの……おっきくなった……」
「……」
「……ひっあ!? そ、そうじ、はげしっ」
三人でヤってんだからしょうがないはしょうがないが、美千邪魔だな。
とりあえず苛立ちまかせにガツガツ腰を打ちつける。
「ひ、ぁ、うっあ、どこ触って……ンッ」
京太の胸に手をまわして、乳首を摘んで捻りあげる。
「京太、そろそろイクか?」
そろそろ俺の方が限界。
乳首弄られて俺のを締め付けてくる京太のアナルをこじ開けるように何度も突きまくる。
ぐちゅぐちゅ鳴ってる水音が激しい。
「アナルでもイってみろよ。気持ちいーぜ?」
つーか、こっちでイってもらわないと次に繋がらねーしな。
ぐっと体重かけると耐え切れなくなったのか京太が美千の上に倒れ込む。
ふたりは抱きつく格好になるが―――ここは我慢。
態勢を立て直して京太の腰を掴むとラストスパートをかけ始めた。
***
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