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第22話

夕陽side 息が苦しくなって…、次に目が覚めたらまた、先生と同じお部屋にいた。今度はミナトさんも一緒にいてくれたみたい…。 電話……、ちゃんと届いて良かったの…。 先生と一緒にお昼ご飯を食べるために食堂に来たの…。人がいっぱいで、迷っちゃいそうだったから、先生とおててをギュってしてた。 「ねぇねぇ、きまったぁ〜?せんせぇ、なに たべる〜?」 「私ですか…。私はお魚の定食にします」 「僕は、おむらいす!たのんでいい〜?」 「はい。お願いします」 僕はずっと食べてみたかったオムライを頼んだ 先生は、お魚さんのご飯だって…。僕、まだ いっぱい食べれないけど良いかなぁ…。 先生に残しちゃうかもって言わないと怒られちゃうかな…。いろいろ考えてたら、すごい声がしたの…。びっくりして先生の近くに行ったの 「「きゃー!!!」」 その声は中々静かにならない。怖くて、怖くて "ぷるぷる" 震えちゃう…。 「あ、見つけたっ!夕陽!」 そんな時、僕の知ってる人が声をかけてくれたの…。稔さん!昨日会った人なの!

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