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第33話
夕陽side
それからは、ぼんやりとしか覚えてない…。
ただ、気持ちよかった事しか記憶になっかった
ほんの少しだけ、残念だ…。でも、凄かったことだけはわかっている。腰には鈍痛が残り、声は掠れて、動けなくなってしまっていたから…
「……ぅっ…」
「はよー、起きたー?昨日は凄かったな」
「…リョウさん。……ぼく、おぼえてないの…なんで……?」
「嗚呼、成る程。トんじゃってたからな。記憶なくなっちゃったか」
トんじゃってた…?キョトンとしていると、
気持ちよくて、それしか考えられなくなっちゃう事だよと教えてくれた。
「……つぎは、おぼえてたいの…」
「なら次はもう少し手加減する」
次もなんて欲張っちゃったけど、リョウさんは許してくれて…。次も一緒に行為をやってくれることになった!
「今日は学校休むか?動けないよな」
「うん…」
「俺も休むから。世話してやるよ」
「ありがと、ございます…」
そう言うと、お礼を言えて偉いねって頭を撫でてくれた。また、ふわってしたの……
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