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第65話

夕陽side あれから、何度か挑戦してみたけど、誰も応えてくれないし…。それどころか、僕の悪い噂をよく聞くようになった…。 僕、何かみんなに嫌われるような事したのかな…。体調が悪くてすぐ倒れちゃうから、やっぱり邪魔なのかな…。 「……うっ…」 まただ……。最近はさらに酷くなってる…。 頭が痛くなったり、気持ち悪くなったり、座ってても酷い目眩で酔ってしまう……。 「あれ?また体調不良?」 「冷ちゃん……?」 「うん。そうだよ〜。保健室いく?」 「…うん」 いつも冷ちゃんが僕を保健室まで連れて行ってくれる…。確か冷ちゃんも、Subだったはず…冷ちゃんとなら上手くいくのかな……。 でも、冷ちゃんとには稔さんがいるから相手にしてくれないかも知れないけれど…。 「なんか良くない事考えてない?」 「……ううん」 「よく分かんないけどさ、会長とよく話したら?君の頭の中でグルグルしてる事、解決するかもよ?」 「……うん、わかった」 冷ちゃんの言うことも一理あるかも…。ちゃんとリョウさんと話し合ってみようかな…。話し合うと言うか、一方的な相談だけど……。

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