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精液飲んでみる
アキの獣っぷりにチンさんもカチコチに硬くなったまま黙ってしまった。
(まだ半日も経ってねぇのに…顕孝の精力は一体どうなってんだ!)
ケンジも同じ気持ちだった。アキのスラックスは既に巨大なテントを張っている。
「いくらチンさんと話すためとはいえ…ケンジの可愛いチンコを見せられたら、興奮するしかないでしょ」
「いやいやいや!むしろ萎えないの?おっさんの声するじゃん!めっちゃ動くじゃん!チンさんじゃん!俺なら興奮できないって!」
「どんな声でも、どんな動きでもケンジのチンコに変わりないから」
さすがにチンさんもドン引きする。カチャカチャと音がする。ケンジはベルトを外されて、チンさんと共に可愛らしく薄い陰毛も露わになる。そのまま上靴と一緒にスラックス、トランクスが脱がされると、古い椅子の上でM字開脚をさせられる。
生徒用の椅子でなく、肘掛のある職員用の椅子だったのが災いした。ケンジの細い脚はアキに捕らわれて、脚は肘掛の上に乗せられてしまう。これでアキにはチンさんもアナルもよくよく見える。
「アキ…このカッコ…やだよぉ」
「大丈夫、俺だけしか見てないから」
「だから恥ずかしいんだよ………」
アキはネクタイを外しながらケンジにキスをする。逃げるケンジを容赦無く追いかけてクチャクチャと音を立ててケンジの舌を捕らえる。
「ん、んぅ…」
舌先の触覚からビリビリと甘い痺れがやってくる。これはもう止まらなくなってしまう、そう危険信号が出たのに、ケンジはアキの首に腕を回しもっと深い口づけを求めてしまった。
「んあ…むぅ…」
「ケンジ…気持ちいい?」
「ぅん…きもち、イィ…」
アキの大きな手がチンさんを優しく包んだ。チンさんの先端からはカウパー液が漏れ始めた。それを見るとアキはしゃがんでチンさんのカリ首をすんすんと嗅ぐ。
「ん…ケンジの匂いがする」
「あ…そん、なの………」
そのままパクリと咥えると、容赦無く舌先でチロチロと舐める。
「んん…あうぅ…アキぃ…」
鈴口を抉 られ、カリ首をなぞられ、裏筋を辿られ、柔らかなタマを濡らされ、そして。
「あああ…チン、さん………」
チンさんは全部、アキの温かい口内に収まってしまった。アキが夢中で前後に頭を動かすとコツコツ当たる歯の硬さの刺激でビクビクとチンさんが震えるのがわかる。
「は、ふぅん…アキ、だめ、でる……でるよぉ…」
「ん…」
射精感が襲って、ケンジはアキの髪をくしゃっと掴む。もうやめて欲しいと主張しているのか、それとも、射精したいのか。
ズッ ジュルルッ
「はああああんっ!」
アキの口内にケンジは思い切り欲を発射してしまった。いつもなら喉仏を上下しゴクンとするのだが、今日は違った。ケンジが1度目の吐精を終えると、アキは口からチンさんを離して、自分の手のひらにケンジの精液を吐き出した。
「ほら、これがケンジの美味しい精液だよ…」
「そんな…見せないで…」
ケンジは顔を真っ赤にしてますます呼吸も少し荒くなる。
「これを飲めば、ケンジもチンさんとテレパシーで繋がるよ」
「や、やだ…別に、テレパシーいらない…!」
「テレパシーないと、チンさんが喋るたびにチンさんこうして出さなきゃだろ?いいの?みんなの前でチンさん出しても」
ここで自分の精液をゴックンするか、これから股間を気にしながら生活するのか。ケンジに与えられた選択肢はこの2つだった。
「ん………俺も、チンさんと…テレパシー、する」
アキの視線の訴えと半分脅しに負けたケンジは苦渋の決断をした。
「じゃあ俺が飲ませてあげる」
アキは精液を再び口に含むと、ケンジの後頭部を固定し、精液をケンジに口移した。
「んんんんんーっ!」
臭くて苦くてとても飲めるものじゃない。自然と唾液が大量に発生するが、口移しだから逃げ場がなかった。意を決してケンジはゴクリと飲み込んだ。それがわかるとアキからすぐに口を解放される。
口端からは大量発生した唾液と、残骸の白が垂れる。アキはそれを指先で掬 うとケンジのパクパクと開いた口にそれをねじ込んだ。
「よく飲めたね、偉いよケンジ」
「んん…ふはぁ………」
ケンジは大好きなアキの指を夢中でしゃぶる。まだ嫌な後味が口に残って気持ちが悪かった。
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