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第12話

そして俺は、 「晶クン!」 彼女と抱き合っている間も、 『晶!』 時折目を閉じて、 「晶クン……もっと……」 彼女にアイツを重ねて、 『あきら……もっと……』 愛を、 「……好き」 噓を、 『……好き』 重ねた。

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