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お家でランデブー 第7話(R-18)
俺は、今にも襲いかかってしまいそうな欲望をなんとか抑え、笑顔で彼に言う。
「じゃあ、雅実はいつも、どうしてんの?」
俺の言葉に、少し眉を寄せた彼。
「…質問返しはズルい」
ズルいって…。
そんなの、今の雅実の方がズルいだろ。
マジ、とりあえずその左手を止めて欲しいんだけど。
彼も、俺のモノが硬くなり始めているのに、たぶん気づいているはず。
俺は、理性を総動員させ、笑顔を保ちつつ、
「俺はね、いつも雅実を想像して、シてるよ?」
彼の質問ではなく、自分の質問に対する答えを口にした。
「え?」
さすがに、俺の答えを聞いて彼の左手が止まる。
俺は、その止まった彼の左手を取り、彼のモノの上に乗せる。
もちろん、自分の右手も重ねて。
「いつも優しくて紳士的な雅実が、俺にご奉仕すんの。両手と口を使って。で、俺の上に乗っかって、一緒懸命俺のを入れようとすんだけど……」
「なっ!?」
笑顔でいつもの妄想を語る俺に、彼は目を見開いて驚き、絶句する。
そんな彼に優しく聞く。
「俺のこと、嫌いになった?」
彼は、困惑しながらも首を横に振る。
「で、雅実はどうシてんの?」
俺は、彼の左手に重ねている右手を、ゆっくり動かした。
そして、彼の耳元で囁く。
「何想像して、ヤッてんの?」
そのまま、彼の耳朶を甘噛みする。
「ねー、雅実?」
形成逆転。
今度は、俺が彼を翻弄する番だ。
ゆっくりと右手を動かしながら、彼の答えを待つ。
耳への愛撫も交えつつ。
観念した彼は、甘いため息をつき、
「その…雑誌で……」
顔を右に逸らして答えた。
「雑誌?どんな?」
俺は、詳しく言うように続きを促す。
「ま、雅人が持ってる雑誌で……。その…ぐ、グラビア?って言うのかな……」
警察に捕まった犯人の様に、しどろもどろな彼。
「そのグラビアって、もちろん、女性だよね?」
「…う、うん」
「ふーん」
彼も男なんだと思いつつ、ノンケの彼とはいえ、やっぱり女性グラビアでヌくのは気にくわない。
かと言って、男だったらもっと許せないが。
俺は、重ねていた手を離し、彼のベルトに手をかける。
「て、寺島!?」
彼が慌てて俺の両手を掴むも、俺の手さばきの方が早く、ベルトを外し、ジッとズボンのチャックを下ろした。
俺は、あっと驚く彼に軽くキスをして、
「キスより先、しよ?」
彼の下着に右手を突っ込んだ。
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