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チラリと?!夏祭り 第11話(R-18)
一度味わってしまえば最後だった。
――ぺろ、ぺろっ……ぺろ――
「っも、寺、島……や、やめろって!!」
無理だよ、雅実。
――ぺろ、ぺろ……ちゅっ……ちゅっ――
だって、
――ちゅっ……ちゅっ、ぺろ――
「…ック」
美味しいのはもちろんだけど、
――ちゅっ……ちゅっむ――
「ンンッ」
雅実のそんな顔みたら、
――ちゅっ……ちゅぅぅぅっ――
「イッ!」
止まらないよ。
俺は、思うままに雅実の脚を愛でた。
舐めてはキスをし、キスをしては舐め。
時には甘嚙みし、時には吸い上げる。
はじめは脛 や脹脛 辺りだった愛撫も、今は内腿 に到達していた。
――ちゅっ、ちゅぅぅぅっ――
俺は両膝立ちになり、雅実の右足を左肩に乗せている。
片や雅実の左足は、俺の右腕で抑え込み、その右手で左腿 を撫でる。
「……っ、てら、じまっ…」
抵抗を見せていた雅実も、完全に下半身を捕られた状態ではなすすべもなく。
脚が感じやすいのか、快感に肩を震わせている。
夏祭り、浴衣、花火、夜、公園……。
非日常が、いつもと違う雅実が、いつもと違うシチュエーションが、全てが興奮材料になっていた。
「ちょっ、ちょっと待て、寺島!!」
再び抵抗をみせる雅実。
何故なら、俺の右手が雅実の下着に侵入したからだ。
「だ、ダメだっ!!こ、これ以上はっ!!」
声を荒げそうになる雅実だが、大事なモノを握られていてはどうしようもできない。
――ちゅっ、ちゅぅ……ぺろっ――
――クチュ…………クチュ…………――
俺は内腿 への愛撫を続けながら、雅実のモノをゆるりと扱き始める。
脚の愛撫に感じていた雅実のモノは、すでにかるく起っており、すぐにぬめりを帯びた。
俺は目線を上げて、雅実を見る。
「こ、こん、ッンな……ッ、そ…とで…」
そこには、目を閉じ、呼吸を乱し、理と悦の間で葛藤している雅実がいた。
――ゴクリ…――
唾を飲み込むと同時に、俺は雅実を見つめたまま右手の動きを速める。
――グチュ、ジュッジュッ、ギチュジュッ……――
「ア、ッ……ンッ……だ、ダメッ……だッ」
グッと雅実が目をつぶった瞬間。
「………へぇ?」
俺は右手の動きを止めた。
雅実の口からも、妙な声が出た。
それもそうだ。
もうそこまできていた絶頂が、何故か突然止められたのだから。
扱くのを止め、雅実の下着から濡れた右手を抜き取った俺は、ゆっくりと立ち上がる。
そして、ベンチに座る雅実を見下ろす。
上半身はしっかりと合わさっている浴衣も、帯びより下は完全に着崩れている。
ガバリと開かれた雅実の脚には、所々に俺が付けた印が散らばる。
「……てらじま?」
少し惚けた顔で俺を見上げる雅実。
「雅実………、俺も限界」
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