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第3話
あれから丸2日、やりっぱなしでした…
声ガラガラだし腰砕けだし全身筋肉痛だし本当もう人間やめたい。獣人になりたい。
つーかさっきからレオルのやつ獣耳がぺしゃってなってる。俺を萌えころ☆するきか?やめとけ、ダメージマックスだから。
「レオル、こっちこぃ…」
「…モソモソ 身体、キツイだろう?俺は、どうしたら良い?」
「ん〜、ギュってしろぉ… あと、あれ。ちゅーしよ。おはようのちゅー。」
するとレオルは柔らかく俺を抱きしめて唇をペロペロなめ出した。
まあ、獣人って言っても二足歩行の獣くらいの見た目だし、人型でも全身もふもふだよ。毛並み最高。手入れに気合入ってると思う。
つまり舌が人間より薄くて長いし、口を開けば犬歯がある。キスをするときは否応なしにペロペロ攻撃を受けるってわけ。
ああ、今更だけどレオルはαだよ。そんで俺、セラはΩ。俺ってばΩのくせにタッパあんの。そのせいであんまモテなかったんだけど、レオルが運命って分かったらもうちょい身長あっても良かったかもって。
だってレオルデケェもん。
って考えてる間もペロペロ攻撃止まってません。てか、レオル勃ってる。もう俺体力の限界だよ…?
「レオル、レーオールっ!そんなに腰振ってもダメ。俺たち番になったばっかだし、話し合うこと多いんだよ?ね、俺のαは優しいから我慢してくれるよね…?」
「う、これ以上セラに負担をかけるわけにはいかんからな、当然だ。でも、セラも俺を煽るのは控えてくれるよな?俺は見た目通りの獣だぞ?」
そう言って小さくバウッってなく俺の番可愛くね?
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