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ひとつに
ラウは息を詰め両腕で、肩と腰を固定して、ググっとその猛った性器を全て突き刺すように、深く腰を打ちつけてきた。
「ひぁ…!アァ、…っ!」
ラウの肉棒の根元にある亀頭球がズンッと無遠慮に胎内へ入り込んでくる。
巨根が全て身体のナカに分け入っただけで、甘い蜜で濡れそぼったオレの性器は、ビビュッと押し出されるように白液を撒き散らしていた…
「…ハァ、ハァ、アサト…」
ラウは心配する様な仕草で耳や首筋を舐めてくる。
獣人と繋がっているその場所は、ジンジンと痛いような痺れるような感覚が走り、よりリアルを感じさせてくれて…。
今…オレ、ラウと繋がれたんだ…。
「ハァ、ンっ、ラウ…、オレと、一つになれた、な…ハァ」
自分達の気持ち次第で、種族の違いなんか簡単に乗り越えられる…。
そっと振り返り、すぐ近くにあるラウの凛々しい獣顔に右手で触れ、ふさふさな毛を撫でながら囁く。
「…っあぁ、アサト!好きだ、好きだっハァ愛している、俺の、アサトッ」
ラウは獣らしい短く切れる息遣いで、さらにオレを抱きしめ、愛の言葉を繰り返しながら腰を前後に振り始める。
「…ァ!…ァ、オレもッ…すき、ラウっ好きッ、だからァ…ん!」
熱い想いに流され自然と零れる言葉…
ラウがスキ…
群 から奪いたくなるくらい、すき…真実 は…。
そんなこと、出来るわけない…けれど…。
「っ、アサトッ」
ラウが動くと触れる場所全て、胸や背中、尻にもラウの柔らかな毛が当たりさわさわと皮膚を刺激してきて…。
「ァあ!…そこッ、ァたって…も、イクッいくっ、…ィ、ぁあッ」
胎内はグリグリと硬い亀頭球が前後する度に前立腺を直に刺激してきて、頭がチカチカする様な激しい快感が渦巻き、何度も何度も達してしまう。
「ふ、ハァ…ッ、ハァ、綺麗だ…アサトっ!」
止めることのできない快楽に、より一層、腰を突き上げるスピードをあげて、接続部はグチュグチュと淫らな音を奏で、絶頂への階段を駆け上がる。
「んくっ、…ァぁっ、ラウッ、オレッ…も、ぅんァ」
底のない快楽に、勝手にビクつく身体に…溢れる嬌声に、恐怖すら感じて…彷徨わせた右手でラウの首筋の毛をぎゅっと掴んでしまう。
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