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「ハイ!チュロス、買ってきた。」 チュロスを手渡す。 今日は大きなショッピングモールに来た。 「よしよし。良い子にはご褒美。」 光牙が俺の顎をコショコショくすぐる。 「くすぐったい。」 「ウサギはここが好きなんじゃないの?」 「触り方が……」 「あとはお前のカバンを買いに行こう。」 顎や頭、背中は優しく撫でられるのが好き。ちょっと恥ずかしくて伝え辛いけど…… 少しずつ敬語を外して話すのにも慣れてきた。 「甘い!美味しいね。」 パクパクと口に運ぶ。 「お前、旨そうに食うなぁ。」 光牙がククッと笑った。 笑ってる顔も格好良いな…… つい見とれてしまう。 「ユイト。砂糖、付いてる。」 光牙が口元を指さす。 ゴシゴシ拭くと「反対」って光牙が手を伸ばしてきた。悪戯っぽく指を舐める。 「まだ取れない。付け過ぎ……」 カタン…… 椅子から立ち上がり、光牙の顔が近づく。 キスされる……!ギュッと目をつぶった。 ペロ。 …………多分、砂糖を舐められた。 「ねぇ!今の見た?」 「ラブラブ……」 誰かの声が聞こえる。しばらく呆然としてしまい、光牙をボンヤリと見つめた。 「…………何、キスして欲しかったの? 物欲しそうな目で見るなよ。ここは外だぞ。 うちのウサちゃんは困った子だね。」 すでに随分騒がれてるけど…… キス…… したかったのかな……俺…… だって…… 光牙のキス、優しくて…… 「ユイト。その目、やめろ。」 「その目って……?」 慌てて聞き返す。 「全く。お前って奴は。」 光牙が少し困った顔をして笑う。 シャツをクッと引っ張られ、よろけた。 一瞬。光牙と目が合って唇が重なる。 「きゃー!」 「やだぁー。キスしてる!」 「ちょっと、あれディープ?」 「まぁ。今の若い人は!」 周辺は大騒ぎ。 でも、光牙にキスされたら何も考えられなくて、流されるように光牙のキスを受ける。 砂糖味の甘いキス…… 予定してた買い物はやめて帰宅。昼間から部屋にこもった。 「ズボン脱いで、俺の膝の上に乗りな。」 光牙とはまだしてない。何度か試したけど、やっぱり痛くて…… 俺が痛がるとやめてくれる光牙。 大事にされてる……? そんな気がして、嬉しく思う自分がいた。 恥ずかしくてモジモジしてると光牙が自分のボタンのシャツを外した。 「おいで。」 引き込まれるような色気のある声。暗示がかかったみたいにフラフラ近寄る。 「今日はコレ入れてみようか。」 怪しげなオモチャを光牙が見せてきた。 「怖い……」 光牙にしがみつく。 「…………予想通りの反応。怯えるなよ。虐めたくなるじゃん。細いやつだから大丈夫。怖いなら抱きついてていいから。」 俺が落ち着くように背中を撫でられた。 「怖いから指がいい。」 「じゃ……最初は指で……」 しばらくキスして指でされるとすぐに体が熱くなってきた。 ヒタリ…… 後ろに指じゃないものが当たる。 「光牙……怖い……ぁ、やっ!」 「口開けて。キスしよ……」 あやすみたいに言われて抵抗をやめる。 キスに夢中になってたら、奥に少しずつ入ってくる。 「…………ぅ、んんッ!ダメ…… はっ……入っちゃう……や、やだ。なんかドンドン奥に入って……あ、アッ!あぁーー!」 「エロ……」

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